2011年4月19日(火)付


期日前投票の出足好調 大町市議選 投票率に期待
 統一地方選挙後半戦の大町市議会議員選挙(24日投開票)の期日前投票は18日、大町市役所で始まった。会場の東中会議室には、同日正午までに26人が訪れ、前回の倍以上のペースとなった。市役所と支所で、投票日前日の23日まで受け付ける。
前回平成19年の期日前投票では、初日の午前中までは12人だったといい、同制度が浸透してきたことも含めて出足は好調とみられる。市選管は「関心が高いのか、出足はよい。投票日当日に都合のつかない方も、どんどん来ていただきたい」と投票率の向上を期待した。
期日前投票は、投票日に都合のつかない場合など、事前に発送された入場券などで本人を確認し投票できる制度。従来の不在者投票に比べ実際の投票に近い形で投票できるとして、ここ数年で浸透してきた。
期日前投票のできる期間と時間は、市役所東中会議室で18日から23日まで、午前8時半〜午後8時まで。八坂・美麻支所では19日から23日まで、午前8時半〜午後7時まで。
「失敗恐れず前へ」 大町市で新規就職者激励会
 本年度大町市内企業に就職した社会人の激励会(市、大町商工会議所など主催)が18日、大町商工会議所で開かれた。市内21企業に就職した72人が激励を受けた。新社会人として、新しい制服やスーツに身を包み、社会の一員としてこれからの仕事へ第一歩を踏み出した。
新社会人らは学生時代と全く変わる環境や生活に、希望や目標を掲げながら主催者の激励の言葉を聞いた。ことしは激励会に合わせて、西澤浩二さん(グローアップ教育センター代表)を招き、社会人としての心構えやマナーなどを学ぶビジネスセミナーも行われた。
牛越徹市長は「東北の地震被災地では就職ができなくなっている人もいる。仕事ができることに感謝して、新社会人として豊かな感受性を生かしてがんばってください。失敗を恐れずに前に進んでほしい」とエールを送った。
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4月の一覧
森林でプレー楽しむ 池田町 半在家マレットクラブ
 池田町半在家の半在家マレットゴルフクラブ(相沢源水会長)の今シーズン最初の大会が16日、同地区マレットゴルフ場で開かれた。同地区のマレットゴルフ愛好家約20人が森林内のマレットゴルフ場でプレーを楽しんだ。
コースは森林のなかの起伏に富んだ18ホール、パー72。身近に親睦を深められる場所をつくろうと、12年前に町の補助も得てコースを整備した。
同日は試合前に会員らでコースを清掃。試合中盤からあいにくの雨模様となってしまったが、白熱した試合を展開し親睦を深めていた。
池田町議選きょう告示 2人超 少数激戦の見通し
任期満了に伴う池田町議会議員選挙(24日投開票)は19日、告示される。18日までに定数12に対し14人が立候補を表明し、少数激戦の選挙戦に突入する見通し。
立候補を表明しているのは、現職が内山伸子、内山玲子、桂川哲三、櫻井康人、立野泰、服部久子、宮ア康次、甕聖章の8氏、新人が薄井孝彦、大出美晴、那須博天、矢口新平、矢口稔、和澤忠志の6氏(いずれも五十音順)。男性は11人で女性は3人。党派別では共産党2人、公明党1人のほかは無所属。
池田町では、少子高齢化や地域経済の低迷など課題が山積するなか、行政だけでなく議会にも、地域活性化策の提案を求める声が上がっている。議会基本条例の制定や定数削減など議会改革の議論と並行して、立候補予定者の町づくりに対する考えも焦点となる。
町議選に関しては告示後、立候補者による合同個人演説会の開催が検討されており、町民にとって町政との橋渡し役を選ぶ、判断材料となりそうだ。
好評もうすぐ1年 立川アンテナショップ
 大町市が姉妹都市の東京都立川市にオープンした初の常設アンテナショップ「信濃大町アルプスプラザ」がまもなく一周年を迎える。特産品販売や観光PRを通じ、市のファン層を増やしてきた。大町市を訪れた小林久弥店長(52)に話を聞いた。
同店はJR立川駅南口近くに店舗を持ち、多いときには日に50人ほどが訪れる。県単位のアンテナショップと違い市の商品の選択と集中ができることから、根強くファンを広げているという。今月中から新たに日本酒を取り扱う予定で、市内3蔵の地酒を通じて大町市をアピールする。
消防団一員として決意 初の女性3人含む入団式 松川村
松川村消防団(梨子田邦彦団長)の本年度入退団式は17日、松川小学校グラウンドで行われた。ことしは初の女性団員3人を含む12人が入団し、辞令交付などが行われた。総勢200人の団員が村内の防災活動や火災の消火活動などに取り組む。
式では、新入団員や昇格者などに梨子田団長から、辞令交付が行われた。新入団員代表の田中雄基さんは「消防団の一員として何人(なんびと)をも救います」と決意を述べた。来賓や団長などを前に行われた分列行進では、新入団員もさっそくきびきびとした動きでグラウンドを行進していた。退団する団員12人には長年の活動の労苦をねぎらい、感謝状がおくられた。