2011年4月23日(土)付
大町市議選あす投開票 最終盤 各候補必死の訴え 統一地方選挙後半戦の大町市議選(定数18)は24日、投票日を迎える。1週間の舌戦が終盤を迎え、立候補した22人は選挙カーで各地を巡り、必死の訴えにのどをからしている。課題に対しての各候補の差異を見いだしにくい中、関心をいかに高めるかがかぎになりそうだ。 |
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技術とやりがい学ぶ 池田工 連携デュアルシステム 池田町の池田工業高校(春原武彦校長)は21日、地元事業所と連携した教育プログラム「連携池工版デュアルシステム」の平成23年度発足式を開いた。3年生の希望者12人が1年間社会に出て、専門家のもとでものづくりの技術や仕事のやりがいを学ぶ。 プログラムは地域を担う人材の育成を目指し、6年前から実施されている。ことしは東日本大震災の影響で、参加企業が例年と比べて減少したものの、町内と大町市内の4社3団体が、生徒の受け入れに協力した。 発足式では、生徒たちが一人ひとり自己紹介、受講許可証を事業所から受け取り、握手を交わした。 |
春告げる桜開花 小谷村の姫川温泉 小谷村の姫川温泉で桜が開花し、春を告げている=写真=。同地区の桜は、昭和32年に姫川上流の源泉を引湯して開湯した際、当時の温泉組合有志が植樹したのが始まり。今では小谷村で一番早く桜が咲く地として、毎年多くの人が訪れる名所となっている。 ことしは残雪と寒気の戻りの影響からか花芽が成長と停滞を繰り返したといい、現在見ごろを迎えているのは、温泉街入り口にある「姫岩薬師堂」に植えられたソメイヨシノと、近くにある個人宅の河津桜のみ。 温泉の源泉が薬師堂にあり、側溝には温泉が常に流れていることから、その地熱が桜の開花をうながしていると思われる。周辺の桜のつぼみもふくらみ始めており、近日中には見ごろを迎えそうだ。 |
ミズバショウ咲く 高瀬渓谷の御宿かじか 大町市 春の雪解けとともに大町市平高瀬渓谷葛温泉の「御宿かじか」で、敷地内の池のミズバショウが花を咲かせ、訪れた入浴客らが立ち寄って観賞する光景が見られる。 温泉浴場施設西側の滝から水が流れ落ちる池の中で、数十株が花を開いた。同施設がオープンした平成8年に、以前から湿地だった場所に数株を移植したのが始まり。毎年少しずつ株が増え、14年目のことしは60株余になった。 ミズバショウの見ごろはもうしばらく続き、同渓谷はこれからタムシバやヤマザクラとともに、芽吹きの鮮やかな新緑に彩られる季節を迎える。 |
農業振興の拠点完成 かぼちゃやま農場直売所 松川村 松川村の観光農園・かぼちゃやま農場(梨子田文明代表)は22日、食堂や農産物加工所を備えた直売所を、川西地区の県道有明大町線沿いに開所した。竣工式に県や村の関係者、施工業者ら約30人が集まり、農業振興に向けた拠点施設の完成を祝った。 |