2011年4月25日(月)付


太田氏トップで初陣 大町新市議18氏喜びの当選
 統一地方選挙後半戦の任期満了に伴う大町市議選(定数18)は24日、午後8時まで投票が行われた。即日開票の結果、現職13人、元職1人、新人4人が当選し、市政をチェックする新議会の顔ぶれが決まった。トップ当選は、新人の太田昭司氏(42)=公明党・下一・自営業=が初陣を飾った。投票率は68・30%で、前回選挙を2・3ポイント下回った。
トップの太田氏は、党派の支持者による組織選挙を徹底した上に、地元下一地区からも支持を得て、終始安定した戦いを繰り広げた。強い地盤を生かした新人の勝野富男氏(64)や元職の平林英市氏(64)、現職の二條孝夫氏(54)や八木聡氏(38)らが上位を飾った。新人の西山護氏(64)、小林敏博氏(62)、重田康宏氏(56)、山田栄一氏(57)は涙をのんだ。
太田派は午後9時ころから、地元の常盤下一の「地場の郷」に支持者が集まり、開票の結果を待った。当選確実な票数に届くと、会場は拍手で沸いた。太田氏は花束を受け取り、当選を喜んだ。
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4月の一覧
矢口稔氏トップで初当選 池田町議選激戦制し12氏
 任期満了に伴う池田町議会議員選挙(定数12)は24日、投票が行われ、即日開票された。新人の矢口稔氏(40)=無・@・会社役員・鵜山=が600票の大台に乗せ、トップ当選を果たした。少数激戦の選挙戦を制し、現職6氏と新人6氏が当選を決めた。投票率は73・47lと前回を0・25ポイントを上回った。
今回選挙は現職8人と新人6人が立候補。告示前1か月を切るまで定数割れの状態が続き、選挙ムードが低迷していたが、新人が相次いで名乗りを上げたことで、一転選挙戦となった。現職の桂川哲三氏と内山伸子氏は涙をのんだ。
矢口氏陣営では午後8時50分ころから、鵜山基幹センターに続々と支持者らが詰めかけ、約30人が開票結果を待った。10時40分ころに当確が伝えられると、一斉に歓声と拍手が沸き起こり、万歳三唱などで喜びを分かち合った。
大町市が新規事業 2か月児相談悩み解消

 大町市は本年度から、新規事業として2か月児相談を実施する。月に1度の相談日を設け、母子にとって大切な時期である2か月に適切な相談の場を設けることで、子どもの健康・発達や母親の閉じこもりの防止、親子の愛着形成などにつなげる。初回は23日、大町市中央保健センターで開き、16組の親子が訪れた。
大町市 平公民館信濃路春夏レシピ 旬の食材郷土料理

 大町市平公民館(郷津任史館長)は21日、「信濃路旬≠フ料理講座」の初回「春夏のレシピ」を開いた。参加者は地元の旬の食材を使った郷土料理を学んだ。
地域に残る味を継承し、故郷の素晴らしさを再認識しながら、食についての知識を高め食材の選択力を養い健全な食生活を推進するねらい。
花まつりで心清め お釈迦様の誕生祝う 大町市
 大町市南原町の南原山長性院(藤井俊道住職)で24日、お釈迦様の誕生を祝う花まつりが行われた。多くの市民らが参加し、花御堂のお釈迦様に甘茶を注ぐなど花まつり法要で心を清めた。市内コーラスグループなどによるステージもあり、春を感じさせる暖かい陽気のなか、穏やかな一日を過ごした。
 花まつり法要のなかでは、東日本大震災で犠牲になった人たちの供養も行われ、冥福を祈るとともに、被災地の一日も早い復興を願った。
地域づくりと親睦 白馬村老連50周年式典
 白馬村の白馬老人クラブ連合会が本年度、50周年の節目を迎えた。22日、同村ウイング21ホールで記念式典と総会が開かれ、会員ら多数が出席して節目を祝うとともにいっそうの飛躍を誓った。
 同クラブは「社会を明るくする会」の名で昭和36年に発足。レクリエーション、いきいき講座、社会奉仕、花いっぱい運動などさまざまな活動に取り組み、地域社会に貢献している。会員は現在、約1150人を数える。