2011年4月26日(火)付


当選18氏決意新た 大町市議選の証書付与式
 任期満了に伴う大町市議会議員選挙の当選証書付与式は25日、大町市役所で行われた。合併後初めて市全域を選挙区とした市議選に、当選した18氏は市選挙管理委員会から当選を告知され、正式に当選が認められた。新市議は当選証書に決意を新たにした。
授与式では市選挙管理委員会の小林豊美委員長が、当選までの経緯などを踏まえて報告。当選者一人ひとりに告知書と当選証書が手渡され、真剣な面持ちで受け取っていた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

4月の一覧
たぐちさん歌声で応援 松川村公民館コンサート
松川村公民館は24日、村内出身の歌手・たぐちたみさん=東京都=主演の「スプリングコンサート」を、村すずの音ホールで開いた。来場者約120人が、メゾソプラノの歌声や地元の子どもたちとの共演など、親しみやすい音楽公演を楽しんだ。
ステージでは、たぐちさんが歌を指導する「すずの音子ども合唱団」の園児と小学生が共演し、練習を続けてきた「ドレミの歌」などを披露した。かわいらしい衣装に身を包んだ子どもたちが、元気な歌声に合わせてうでを振り上げ、来場者は顔をほころばせていた。
コンサートはたぐちさんにとって、村内初となる主演コンサート。春ならではの楽曲や平和を祈る歌などを演目に盛り込んだ。池田町出身のピアニスト・中島加恵さんや、各地で活躍する奏者の演奏も会場を盛り上げた。
愛好家春の楽曲 ギターとマンドリンの響き 松川村
松川村公民館は23日、大町ギターマンドリンクラブ「このゆびとまれ」(佐藤尚武会長)によるコンサートを、すずの音ホールで開いた。人が集まる施設運営を目指した、地元住民が気軽に参加できる、芸術発表と鑑賞の場づくりの一環だ。
すずの音ホール内ロビー「パッサージュ」では、同クラブの音楽愛好家5人が、マンドリンやギターなどによるアンサンブルを披露。来館した住民が、往年の歌謡曲や春ならではの楽曲に聞き入り、演奏に合わせて歌を口ずさんでいた。
村公民館は今後、音楽にとどまらず語りやものまねなど、幅広いプログラムで公演を検討。月1回の開催を予定している。
当選12氏に証書付与 新体制議会運営気引き締め 池田町
 池田町選挙管理委員会(吉井宗雄委員長)は25日、任期満了に伴う池田町議会議員選挙の当選証書付与式を町役場大会議室で開いた。当選を果たした12氏がそろい、新体制で臨む議会運営に向け、気を引き締めた。任期は4月30日から平成27年4月29日まで。
吉井委員長は「現職は今までの経験を生かし、新人はフレッシュな気持ちで活躍してほしい。常に町民の願いをいかにかなえるか考えてほしい」と話し、当選者一人ひとりに証書を手渡した。
厳しい状況打開へ決意 当選証書手に松本氏 小谷村長選
 任期満了に伴う小谷村長選挙の当選証書付与式は24日、村役場で行われた。無投票で当選した新人で元県姫川砂防事務所長の松本久志氏(61)=土倉=は当選証書を手に、観光低迷や進む人口減少など厳しい村の状況打開に向けさらなる決意を見せた。
 松本氏は「無投票当選した日からこれまで、変わることなく責任の重さを実感している。住民の声によく耳を傾けるなか、この厳しい状況をなんとかしなければならない」とさらに気を引き締めた。
老朽化した鳥居新調 住民の安心な暮らし願う 大町美麻青具
 大町市美麻青具の青具神明社氏子総代会(小林忠夫会長)は23日、老朽化が進んでいた神明社鳥居を新調した。総ヒノキづくりの見事な構えに、さらなる安心安全な地域への願いを込めた。
 以前の鳥居は、築80年以上が経過していたことから腐食が進んでいた。改修を繰り返してきたが倒壊の危険性が出てきたことから、昨年5月から、氏子である同地区住民に寄付を募り、1年がかりで完成させた。
鳥居を手がけたのは同市社松崎の田中建工(田中良都棟梁)。傘木が5b70a、柱が4b、直径30a以上。間口11尺(約3b30a)という大きさで銅板ぶきだ。先人が手作業で形作った沓石を土台に用いるなど昔ながらの工法にこだわった。