地域無災害誓い新た 白馬、小谷消防出初め式

 白馬村と小谷村の消防出初め式が29日、それぞれ開かれた。両村とも200人余が参加して、無火災祈念と東日本大震災の被災者への黙とうや分列行進、定例表彰などを行い、今年1年間の無火災、無災害と安全な地域の実現を誓いあった。
白馬村出初め式(写真上)小谷村出初め式(写真下)
春装い彩る3人展 アートカフェ・森と人と

 白馬村みそら野の「アートカフェ・森と人と」は今月下旬から本年度の営業を再開した。ことしは12人の作家を招き、5回に分けてギャラリーを企画。第一弾は「春・装い彩る三人展」と題し5月25日まで、ジュエリーデザイナーの木田祐子さん、ヴィンテージ創作デザイナーの光山紘未さん、帽子デザイナーの武山昌子さんの作品を集めた三人展を開いている。
郷土伝統食魅力さらに 食と農考えるつどい 小谷村
 小谷村の農村女性らで構成する「小谷村の食と農を考える集い」の本年度の初会合が27日、同村役場で開かれた。食と農を核にさらなる内容の充実で村の活性化につなげようと、活動計画を決めた。
 昔ながらの食にかかわる経験を次世代に伝承するための郷土料理講習会「おたり食実践塾」が好評を集めていることから、本年度はさらに回数を多くして実施する提案がされた。七夕やお盆、地域の祭りなど、季節ごとの行事にあわせ、旬の素材をふんだんに使い、地域資源や伝統食の掘り起こしと見直しを行っていく。
被災地復興願いこめ 支援ライブコンサート 大北労働者福祉協
 大北地区労働者福祉協議会(小日向茂会長)は29日、東日本大震災の被災地を応援する「被災地復興支援ライブコンサート」を大町市のサン・アルプス大町で開いた。定期的に同市の街なかで演奏活動を行っている「まちへ行こう!プロジェクト」参加バンドや大町市の大町北高校吹奏楽部がステージに立ち、音楽を通じて被災地へエールを送った。
 同協議会は震災発生後、できることから支援をしていきたいとコンサートの開催を決めた。会場入り口には募金箱を設置し、来場者に募金を募った。集まった募金は全額、大町市役所を通じて被災地に送られる。
青空に響く3世代歌声 歌碑前で早春賦まつり

 安曇野がモデルとなったとして愛される唱歌「早春賦」を歌い継ぐ、第28回早春賦まつりは29日、安曇野市穂高の早春賦歌碑前で開いた。春風そよぐ北アルプスのふもとに、郷土を歌った美しい歌声が響いた。
 早春賦愛唱会や早春賦少年少女合唱団、穂高南小学校合唱部などから参加し、お年寄りまで幅広い年代の約50人が歌う「三世代合唱団」が、合唱やハンドベルなどで早春賦やさまざまな唱歌を歌った。

2011年4月30日(土)付


塩の道祭りもうすぐ 観光客を歓迎 古道整
 塩の道まつりを前に、大町市観光協会などは28日、木崎湖周辺の整備を行った。5月5日に歩く大町市内コースの中でも古道の風情が色濃く残る林間の道を、さわやかに歩きやすく整え、参加者を歓迎する体制を整えた。
 木崎湖温泉観光協会や地元の森自治会、地域の有志による仁湖夜華(にこやか)倶楽部など約30人が参加。海ノ口から森城址・仁科神社までの約3`と、対岸の遊歩道周辺約1`で、やぶ払いやゴミ拾い、境内の松葉掃除などの環境整備を行った。木崎湖温泉観光協会の松澤啓会長は「昔の道がそのまま残っているところ。気持ちよく歩いていただきたい」と話した。
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