「塩の道」歩き昔しのぶ 渡部、成瀬選手も参加 白馬村
 「第32回塩の道祭り」は4日、白馬村で開かれた。好天に恵まれ、国内外から2000人余が参加。青木湖畔から同村グリーンスポーツの森まで約12`のコースを歩き、昔の歴史と文化をしのんだ。
 太田村長らが鏡割りを行い、酒が参加者に振る舞われた。昔の農民や武士、旅人などに扮(ふん)した村民が昔の雰囲気を演出し、祭りを盛り上げた。同村出身で冬季五輪代表の渡部暁斗選手と成瀬野生選手と「塩の道」を歩くノルディックウオーキングも行われ、愛好家が多数参加して健康効果を体感した。
復興願い義援金 八幡神社氏子総代会 池田町
 池田町の八幡神社氏子総代会(北原靖士会長)は2日、氏子総代13人が持ち寄った現金20万円を、東日本大震災義援金として町に託した。「一日も早い復旧、復興を願う。長い時間がかかるとは思うが、できる限りの応援をしていきたい」との願いを込めた。
 北原会長をはじめとする氏子総代4人は同日、村長室を訪れ、義援金を手渡した。勝山隆之町長は「貴重な浄財ありがたい。しっかりと被災地に届けさせてもらう」と話した。
春の安曇野に歌声 あづみの公園 早春賦音楽祭

 第7回あづみの公園早春賦(ふ)音楽祭が4日、国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で開かれた。各地の音楽愛好家らが集い、春らんまんの安曇野に早春賦の大合唱などを響かせた。
 今回は、東日本大震災被災地の一日も早い復興を願い「心ひとつに 被災地に春を届けよう」とのサブタイトルをつけた。
グリーンシーズン魅力 観光局とBE|PAL製作

 白馬村観光局と小学館BE|PALが共同制作した一冊まるごと白馬村を紹介するムック本「白馬 アウトドア聖地・徹底ガイド」がこのほど完成し、全国書店での販売が始まった。グリーンシーズンの魅力や楽しみ方が詰まった一冊に仕上がった。定価900円で販売している。
大町誇る自然美満喫 きょうまで 居谷里湿原で観察会
 ゴールデンウイーク恒例の居谷里湿原自然観察会(大町市教育委員会主催)が3日から5日まで3日間の日程で開かれている。初日午前には県内外から30人を超す参加があり、見ごろを迎えたミズバショウの群生など大町が誇る自然美を満喫した。
 市文化財保護審議会委員の倉科和夫さんをガイドに、湿原内を散策した。湿原は7000年をかけて堆積した泥炭によりできていることなどの説明を受けながら、約1・5`の遊歩道を2時間ほどかけてまわった。

2011年5月5日(木)付


「母の日ギフト」制作 大町市のがんばりやさん

 大町市の共同作業所「がんばりやさん」(NPO法人北アルプスの風・神谷典成理事長)は5月8日の「母の日」に向けて発売するギフトボックスの制作に取り組んでいる。
 ことしのギフトには利用者手作りのアクリルスポンジと小花、カップ入りのクッキーを詰め合わせる。クッキーは好みで選べ、1セット800円。限定15組で7日までに予約を呼び掛けている。
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