2011年5月24日(火)付
多幸と震災復興祈り 白馬村木流しかさ地蔵祭り 白馬村の白馬町活性化委員会の「木流しかさ地蔵祭り」が21日、JR白馬駅東側の木流しかさ地蔵周辺で開かれた。地域住民らが多数参加して、地域の守り神として信仰されている地蔵を清め、多幸を願うとともに、大町市の天正寺の市川秀乗住職の読経で東日本大震災の犠牲者を追悼し、一日も早い復旧復興に祈りをささげた。 地域のにぎわい創出を願い、一昨年建立されてから、新たな名所・憩いの場として定着。建立した日を記念しての祭りも、春の地域行事としてすっかりおなじみに。 |
名画コレクション展 ゆかりの作家や有名画家 池田町の包 池田町の安曇野東山包美術館(師岡昭二館長)は20日から「名画コレクション展」を開催。町ゆかりの作家による絵画や陶芸、国内外で活躍する芸術家・草間弥生さんの複製画など、24点が並んでいる。 会場には、緻密に並ぶ水玉模様が特徴の草間作品から、「ダンスかぼちゃ」など4点を展示。日展や一水会入選作家ら9人の芸術家による、北アルプスや安曇野の田園風景などの力作も目を引いている。 元町立美術館長で陶芸家・高沢節さんの大皿や、画家・滝川太郎さんの今はなき陸郷地区の名所・二本松を描いた絵画など、美術館の収蔵作品も展示。 |
親睦と健全な精神を 大町市早起き野球開幕 大町市早起き野球連盟(勝野徳一会長)の大町市早起き野球大会開幕式が22日、大町市平の平野球場で開かれた。市内早起き野球チーム7チームが優勝に向けて、今シーズン大会の幕を開けた。 ことしは選手不足となり参加できなくなった2チームを除く、全7チームが7月までA、B各リーグで総当たり戦の対戦をする。今秋には同連盟のTHクラブが長野県代表として、第31回全日本早起き野球に出場する。 開幕式では、Aリーグの泉愛球・坂本広大選手、Bリーグのコマクサクラブ・両角仁選手が宣誓し、勝野会長にスポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓った。 |
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木崎の水田農業体験 セカンドスクール総合学習 武蔵野市三中 東京都武蔵野市立第三中学校の1年生(4クラス・127人)が大町市を訪れ、第二の学びや「セカンドスクール」として総合学習取り組んでいる。21日は、木崎湖畔の水田で田植えに挑戦。農業を通して、自然とふれあった。 同校の合宿は約10年来行われている。総合学習として、都会では体験できない自然のなかでの学びを、理科や社会など各教科の学習につなげる。木崎の民宿「ヤマゴ」「やまか荘」「ビレッジインにし」「やまきた荘」が学習合宿に協力。生徒たちはそれぞれの民宿に泊まりながら、24日まで、そば打ちやブルーベリーのジャム作り、歴史散策などを体験する。 |
海洋シーズン安全祈願 大町市 B&Gセンター艇庫開き 大町市平木崎湖のB&G海洋センターで22日、艇庫開きが行われた。カヌーやヨットなどの海洋スポーツシーズンの幕開けに、本年度の安全を祈願した。 海洋スポーツ少年団員や教育委員会、木崎駐在所の渡邊正樹巡査長ら関係者約10人が参加。ノンアルコールのシャンパンを、カヌーなどのへ先にかけて今シーズンの無事故を祈り、乾杯した。ことしは子ども用の救命胴衣を新たに10着購入し、安全に備える。 同艇庫は約30年前にカヌーやヨットの基地として木崎湖を活用しようと作られた施設で、毎年スポーツ少年団らが活動の拠点としている。ことしは第32回の北信越国体のカヌー競技が実施される。 |
動物と共存環境願う 松川村馬羅尾高原で植樹祭 松川村と同村子ども会育成会連絡協議会は21日、植樹祭を同村馬羅尾高原の村有林で開いた。野生鳥獣と人間が共存する森づくりをめざし、約600本の苗木を植え、未来の子どもたちに豊かな環境を残す願いを木々に託した。 松川小学校の親子らを中心に、村が招待した中信森林管理署や県の職員、大北森林組合や森林の里親のつばくろ電気、あづみのビバレッジなど民間事業所なども合わせ、約100人が参加した。力を合わせ、クマのえさとなるドングリをつけるコナラ400本やクリ210本、ブナ、アオダモ、レンゲツツジなど、約50eの森林の中に植えた。子どもたちは植えた苗木に名前を書いたボードを記し、記念とした。 |