2011年5月31日(火)付


3500`全校で走る 神城から東京まで10往復 白馬南小
 白馬村の白馬南小学校(望月千惠子校長、児童118人)は今月、同校の体力づくりの一環として、白馬村神城から東京までの往復10回分に当たる3500`を全校で走りぬく「東京マラソン強化月間」を設けている。校庭や体育館で各自が走った距離に応じてシールをもらい、スタートからゴールまで細かく記載した紙に貼り付けていくしくみ。明確な目標と、進行状況がひと目でわかる掲示方法により、全校児童は順調に距離を延ばし続けている。
雨の中北ア自転車で センチュリーライド
安曇野を自転車で走るイベント「アルプスあづみのセンチュリーライド2011」が29日、行われた。参加者約620人が雨の中、競技用や「ママチャリ」など思いおもいの自転車で、北アルプス山麓を走り抜けた。
コースは松本大学を出発し、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区を折り返す90`と、同公園堀金・穂高地区を折り返す50`。途中に設けられた休憩所では、地元住民たちが選手をもてなした。白馬ジャンプ競技場までを往復する150`、160`は中止となった。
大町・松川地区では、続々と到着する参加者たちを、地元食材を使った豚汁やおにぎりの振る舞い、アルプホルンの演奏などが出迎え。参加者は食べ物で冷えた体を温め、「おいしい」と顔をほころばせていた。
地域基幹医療に理解 市立大町病院初の祭り
 大町市立大町総合病院は29日、開かれた施設づくりを目指す、初の病院祭を開いた。あいにくの雨模様にもかかわらず、家族連れなど多くの住民が来場し、手術体験や院内ツアーなどを楽しみながら、地域の基幹病院への理解を深めた。
病院祭は住民参加で施設の再生を進めようと、病院関係者と利用者がふれあう場として開催。住民有志でつくる「大町病院を守る会」や地元商店街などが支援に乗り出し、来場者を迎えた。
ゴミゼロで出迎えを 観光シーズン前環境美化 松川

 松川村と村商工会などは28日、馬羅尾高原や高瀬川堤防道路沿いで環境美化活動を行った。観光グリーンシーズンを前に毎年行っている恒例作業。ゴミひとつない地域で観光客を気持ちよく出迎えようとの願いを込め作業に汗を流した。
 同作業は、地域が一丸となって観光地をきれいにし観光客をもてなす「さわやかに もてなそう県民運動」の一環として実施した。
屋内競技に快汗=@池田町球技大会に300人
 恒例の池田町球技大会(池田町、町教育委員会主催・大会長=勝山隆之町長)が29日、総合体育館など会場に開かれた。雨天により屋外競技がすべて中止になったにもかかわらず、バレーボールなど屋内競技に約300人の町民が参加し、交流を深めながら心地よい汗を流した。
 野球とゲートボール、マレットゴルフが中止となり、バレーボールとバドミントン、卓球の3競技での開催となった。すべての競技が分館対抗戦で争われた。各会場では威勢のいい選手たちの掛け声が響き、活気にあふれていた。
農村現状と魅力理解 明大生がファームステイ
大北地区農業振興推進協議会(会長=宮澤敏文県議)は27日から、明治大学農学部の学生を地域で受け入れる、ファームステイ研修を開いている。2年生11人が池田、松川、白馬3町村の農家5軒に1週間滞在し、農作業に汗を流しながら、農村の現状と魅力に理解を深める。
事業は地域の理解者を育てようと、平成13年から行われている。ことしは学生たちが田植えやリンゴの摘花などに取り組み、地域住民と寝食を共にしながら、同大学で掲げたテーマ「豊かな生活」を考えていく。
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