2011年6月1日(水)付


小谷野豚の飼育視察 安曇野市の卸専門店
 JA大北と小谷村役場観光振興課が消費拡大に力を入れている同村特産の放牧豚「小谷野豚」の飼育が、ことしも始まった。ストレスのかからない広々とした環境のもとで、順調に育っている。25日は畜産農家の一人、松井康彦さんの呼びかけで、安曇野市三郷で精肉卸専門店を営む長屋公弘さん、啓徳さん親子が飼育の現場を視察に訪れた。
 長屋さんは自社の食材を責任を持って、消費者に安全に提供したいという理念から、仕入れに際し各地の牧場や肥育農家に足を運び、納得のいくものだけを販売することにこだわっている。
開館2周年記念演奏 松川村すずの音ホール
松川村のすずの音ホールで29日、開館2周年を記念した「ハートフルコンサート」が開かれた。約200人が来場し、実力派ジャズミュージシャンたちによる、ジャズの定番曲やアレンジ曲を楽しんだ。
ステージは県内外で活躍するジャズシンガー・ユキエや、中信地区の社会人でつくるビッグバンド「SO NICE ORCHESTRA」などが出演。サプライズの共演も行われ、迫力あるバンド演奏に合わせて、軽快な歌声を響かせ会場を沸かせた。
「アヤメ染め」商品化を 自然素材生かす見学会と講演 大町の研究会
 大町市でアヤメを用いた草木染の商品化を目指す、信濃大町草木染研究会(猪又毅会長)は31日、アヤメ染色の体験見学会と環境エコデザイン講演会を大町市文化会館とサン・アルプス大町で開いた。長野市のファッション専門学校・OKA学園トータルデザインアカデミーの岡正子校長が、自然素材を用い環境を意識したファッションデザインについて話した。
 同学園の生徒約60人が訪れ、一般参加者10人余とともに草木染の体験と見学を実施。アヤメやアザレアを用い、Tシャツやストールを絞り染めで模様をつけながら染め上げた。参加者は染まり上がった布の淡く繊細な色合いに息をのんでいた。
万引防止未然に気配り 大町市の大型店で講習会
 店舗事業者への防犯対策を指導をする、防犯講習会がこのほど、大町市旭町のザ・ビッグ信濃大町店(吉原立夫店長)で行われた。万引などの犯罪を抑制しようと、従業員らが熱心に防犯の方法を聞いた。
5月は「街頭犯罪等抑止総合対策強化月間」として、非行や振り込め詐欺など犯罪の抑止を呼びかけている。大型店や小売店など万引などの犯罪が発生する可能性がある店舗側に防犯指導を行い、犯罪を抑制しようと開かれた。
ふるさと作品を上映 池田町映像祭 高校放送部の制作も
地域を写した映像作品を上映する、第6回池田町映像祭(大糸タイムスなど後援)が29日、町創造館で開かれた。愛好者でつくる池田町ビデオクラブによる記録映像に加え、中信地区の高校放送部が制作した作品を、初めて招待上映した。
映像祭には6校の放送部から、県大会や全国大会への出展作品11本が寄せられた。松本筑摩高校からは、卒業アルバム製作に携わる住民を追い、全国高校放送コンテストのテレビドキュメント部門で、準優勝を果たした「スマイルメーカー」が出展された。
手作りみそを仕込み 白馬村公民館の農産物加工講座
 白馬村公民館の生涯学習講座・ふれあい教室の人気企画「農産物加工講座」の最初の実習のみそ造りが3回の作業工程を設けて行われた。同村で農家民宿を営む女性らでつくる「白馬村味噌(みそ)漬物生産組合」の組合員の指導で、昔ながらの手作りみその作り方をじっくりと学び仕込みを行い、秋の完成に期待をふくらませた。
 神城多目的集会施設内の味噌漬物加工所で、地場産の大豆を使い、水につけ機械でゆでてつぶしてみそ玉を作り、こうじや塩と混ぜて仕込む工程をひとつずつ体験した。同講座で手作りみそのおいしさにはまり再度講座を申し込んだという受講生も多く、協力し合って作業に励んでいた。
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