2011年6月3日(金)付


スキー文化や自然学ぶ 唐松岳登山前に地域の人から 白馬中2年
 白馬村の白馬中学校(丸山強校長)の2年生92人は、1学期の総合学習で「白馬の山マイスターになろう」をテーマに、同村の山や自然について学びを深めている。31日は、総合学習の発展と7月に実施される唐松岳登山の事前学習の一環として、八方の山とスキーの総合資料館を会場に「白馬を支える人々から学ぶ」と題した学習会を開いた。白馬のスキー文化や登山、自然について詳しい、同村在住の丸山庄司さん、丸山敏夫さん、丸山高さん、丸山周司さんが講話した。
エイズ予防街頭啓発 正しい知識と早期検査を
 HIVやエイズの正しい知識と予防を呼びかける「エイズ予防ウイーク in NAGANO」に合わせ、「信州STOP AIDS作戦」が1日から県内で一斉に始まった。大町保健福祉事務所は同日、大町市の大型店ザ・ビッグ信濃大町店で街頭啓発キャンペーンを実施した。
予防ウイークは、HIVやエイズに対する関心や県民意識の向上、偏見や差別のない社会づくりをめざし、正しい知識や早期検査を呼びかけ、7日まで展開される。
老人クラブと交流 園庭草取りも一緒に たけのこ保育園
大町市八坂のたけのこ保育園(小山実智江園長・7人)で26日、同地区石原老人クラブ(松下輝好会長)の会員15人による園庭の草取りや園児との交流会が行われた。園児数が少なく、保護者による園庭管理などが難しくなっている同園で、環境整備とともに地域住民が園児との交流を楽しんだ。
同園は、近年園児が減少。保護者ボランティアの草取りなどもできなくなりつつあり、園庭の管理も難しくなっていたため、地域との交流も兼ねてことしから始まった取り組み。
透き通る初夏の花 アメリカンフラワー展 かたせ
池田町会染の「手打そばかたせ」(片瀬登美男店主)で1日から、ワイヤと樹脂で作る造花・アメリカンフラワー展が開かれている。中信地区で教室を開く、中島知子さんと生徒が制作した、初夏ならではの花々が並ぶ。
作品はアジサイやバラ、テッセンなど約30点。珍しいという八重咲きのユリも目を引く。本物の花を分解してかたどりをし、花びら1枚ずつ緻密に再現、透き通る色とりどりの花が特徴だ。
アメリカンフラワーは、外枠のワイヤの間に樹脂液を張り、乾燥させた造花。自然界ではありえない、思いおもいの色で花を表現できるのも魅力だ。
 ことしは、幼稚園・保育園児から788点、小学校低学年から877点、高学年から712点の、昨年より265点多い2377点が寄せられ過去最多の応募数となった。
審査は幼稚園・保育園の部が荒井泰三さん(一水会会友・信州美術会会員)、小学校低学年の部が内川三郎さん(元美術教員)、同高学年の部は西沢俊夫さん(元美術教員)が担当。それぞれの部で特選1点、準特選2点、佳作5点、入選30点、計114点を選考した。

「笑顔」過去最多2377点 似顔絵コンクール審査 大糸タイムス

 大糸タイムス社主催の第27回わが家の笑顔・似顔絵コンクールの審査が1日、本社で行われた。特選の幼稚園・保育園の部にこまくさ幼稚園年長のまるやまゆかさん(5)、小学校低学年の部に松川小学校1年のひらいでゆうとくん(6)、高学年の部に池田小学校4年の大さわせいらさん(9)が選ばれた。
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6月の一覧
暮らす地域清掃奉仕 ごみゼロ運動に合わせ 美麻小中学校
 大町市立美麻小中学校(山浦和彦校長)の小学4年生から中学3年生約70人は1日、「ごみゼロの日」(5月30日)に合わせて、ごみゼロ運動を行った。通学路に落ちているタバコの吸い殻や空き缶などのごみを拾い、自分たちが暮らす地区をきれいにした。
ごみゼロ運動は、児童、生徒が郷土を大切に思い、環境への関心を高めようと、中学校生徒会・緑化体育委員会が中心となり毎年行っている活動。児童、生徒は14の班に分かれて、登校前に道路沿いなどに落ちているごみを拾い集めた。小中学生が協力し、草の陰に隠れているごみや小さなごみまで拾っていた。
生徒会役員らから児童、生徒たちに「今日はみんなが協力して、美麻じゅうがピカピカになった。これからもごみを見つけたら拾ってきれいにしていきましょう」と呼びかけが行われた。