2011年6月5日(日)付


白馬村 新緑と山菜味覚満喫 さのさかのんびりウオーク
 白馬村の白馬さのさか観光協会(長澤大協会長)は28、29の両日、「白馬さのさか新緑のんびり山菜採りと春ウオーク」イベントを開いた。村内外からの多数の参加者が、同村の新緑と春の味覚を満喫した。
 初日は地元の山菜採り名人が講師となり、翌日の昼に振る舞われる天ぷらの食材を探して里山散策を実施。多くの山菜を収穫することができた。
 2日目は自然に詳しい協会員のガイドで、姫川源流周辺を散策した。
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6月の一覧
ハクチョウ北帰行できず 大町常盤の水田に1羽
 大町市常盤須沼の水田で2日、仲間と別れた1羽のハクチョウが北帰行できずに残っているのが目撃された。「犀川ダム湖から移ってきたのか」「羽を傷めて飛べないのか」と、地元の人たちも心配そうに見守っている。
 羽の色は灰色で昨年の夏に生まれた幼鳥と見られ、あぜにたたずんだり時折首を伸ばして田の中の水草をついばんでいる。羽づくろいをしたり羽ばたく様子も見られ、苗が植えられた田の中を歩いて横断するなど体力はありそう。
水田にアイガモ放鳥 海ノ口 自然農法で休耕田再生
 大町市平海ノ口の合鴨(あいがも)農法に取り組む水田で4日、アイガモ10羽が放たれた=写真。大町合鴨農法研究会や大町市農業委員会のメンバーが作業を手伝って網や小屋などを設置。放たれたカモたちは、8月中ごろまで元気に田の中を泳ぎ回り、雑草や害虫を食べ、自然農法を手助けする。
 自給自足の生活を求めて移り住んできた、エコビレッジ・虹の家=西海ノ口=の神原美保子さんと室町国輝さんが昨年に続き、地域の休耕田を再生しようと取り組んだ。
ゲレンデ清掃奉仕 ゴミゼロの日栂池高原で
 5月30日の「ゴミゼロの日」にちなみ、小谷村の栂池高原スキー場で、スキーやスノーボード愛好家「栂池Happy Club」(泰間康範代表)による、スキー場のゲレンデ清掃ボランティアが実施された。
 冬シーズンに楽しませてもらったゲレンデを美しくすることで自然への敬意を表し、少しでも恩返しをしようと、毎年続けている活動。あいにくの悪天候だったが泰間代表の呼びかけで大勢の賛同者が集まり、環境美化に汗を流した。
松川駅構内で花定植 シニア大同窓会に代わり 愛する会
 松川村の住民有志らでつくる「信濃松川駅を愛する会」(遠藤嘉輝会長)は2日、同駅構内の花壇で花の定植を行った。20年以上作業を続けてきた、老人大学・シニア大学松川村同窓会に代わり、駅の環境美化を図ろうと活動を引き継いだ。
 作業は同窓会が会員の超高齢化や減少により継続できなくなり、村を通じて駅の利用率向上に取り組む「愛する会」に依頼。約20人が参加し村内の緑化活動に取り組む「花が咲いている村づくりの会」が用意した、ベゴニアやサルビアなど900株を、約60平方bの花壇に植えた。
渓流釣り魅力発信 信濃おおまち野外塾
 毛ばりとリールで楽しむ投げ釣りを通し、自然の中で楽しむ魅力を伝えるフライフィッシングのイベント「信濃おおまち野外塾」(本紙など後援)は4、5の両日、大町市の高瀬渓谷や麻倉などを会場に開いている。北アルプスのふもとに全国から定員を超える34人が参加。毛ばりづくりや清流での魚釣りで、交流を深めている。
 同日は晴天に恵まれ、北アルプスが映える中での開催となった。大町市文化公園では、トッププロらに指導を受け、ロッド(さお)をふるってライン(糸)を飛ばす「キャスティング」を練習し、堀六日町の麻倉を会場にタイイング(毛ばりづくり)を学んだ。高瀬渓谷の渓流で、手作りの毛ばりで魚を誘い、釣りを楽しんだ。夜には地元食材の料理による交流会なども開かれた。