2011年6月8日(水)付


美しい地球に感謝 ダンスの白馬サブニュマ
 白馬村を拠点に活動している、西アフリカの太鼓やダンス愛好家グループ「白馬サブニュマ」は4日、同村飯田地区公民館前で「第1回アースデイ」イベントを開いた。
 アースデイは米国で提唱され全世界に広まった、地球に感謝し美しい地球を守る意識を共有し、地球のために行動する日。
 白馬でのイベントは、地元の若者の力で地域住民にアースデイの啓発活動を行うと同時に、東日本大震災の復興支援にも位置づけた。フリーマーケットや、地元有志を講師にヨガ教室、ガーデニング講習会などを実施した。
サツマイモ苗定植 社公民館なかよし広場
 大町市社公民館(宮崎栄介館長)の未就園親子教室、なかよし広場はこのほど、秋に計画している「やきいも会」用のサツマイモの苗を同公民館南側の畑に植えた。母親と一緒に土を掘り小さな手で苗を植え「おおきくなーれ」と魔法をかけた。
 日ごろ、体験する機会の少ない畑仕事で植物の成長に期待を持ち収穫を楽しみに、農作業への意識を高めるねらいで毎年活動に組み込んでいる。
震災支援コンサート スタインウェイピアノの会 池田町
 栄村などが被災した県北部地震の被災者を支援しようと、池田町スタインウェイピアノの会(小林正芳会長)は4日、「ピアノ&チェロ被災地支援チャリティーコンサート」を池田町創造館多目的ホールで開いた。
 元NHK交響楽団員で国内外で活躍するチェロ奏者の田澤俊一さんとピアノ奏者の青木資子さんが息を合わせてのデュオや独奏を披露。クープランやバッハ、リストやメンデルスゾーンなどの名曲を奏でた。訪れた約130人は、一流奏者によってホールに響く音色に聞きほれていた。
梨田好雄さん優勝 こまくさ会大糸杯マレット 松川村
 松川村マレットゴルフこまくさ会は7日、第13回大糸タイムス杯大会(大糸タイムス社後援)を、馬羅尾高原マレットゴルフ場で開いた。村内から64人が出場し、山林に囲まれた自然豊かなコースで、プレーを楽しみながら交流を深めた。
 大会は36ホール、パー144のストロークプレーで展開。選手たちは起伏に富んだコースで、互いにアドバイスを送りながら、和気あいあいとプレー。なかには3b以上のパットを沈め、仲間たちから大きな歓声を受ける選手もいた。
梨田好雄さんはスコア128で優勝に輝き、「丁寧にプレーするよう心掛けた。優勝を励みに、これからも競技を続けたい」と喜びを話した。北沢政司さんが2位、竹内岩雄さんが3位入賞を果たした。
ネパール支援 民芸品展 駅前のまるごとおおまちで
 大町市のJR信濃大町駅隣の市街地再生拠点施設「まちなか情報ステーション・まるごとおおまち」で9日まで、ネパールの民芸品の展示販売や山岳ツアーを紹介する展示会が開かれている。現地住民手づくりのイラクサ(アロー)で作られたかばんやコースター、ショールなど、多くの手工芸品や雑貨が並ぶ。
 ネパール東部のマカルー地方を拠点に、山岳トレッキングのツアー企画や民芸品の輸出、日本へのPRを通し、山村の教育支援に取り組むディーパ・タパさんが主催。アローはネパール北部の高地で育つイラクサの一種で、自然素材として1000年以上にわたり衣服などに用いられている。ネパールの住民たちは昔ながらの伝統製法で繊維を抽出。商品を一つひとつ手作りでつくりあげ、現地の仕事につなげている。
梅雨の晴れ間釣果競う 農具川で 北安中部漁協が大会
 大町市内の河川を中心に管理、保全している北安中部漁業協同組合(猿田勝文組合長)の毎年恒例の釣り大会が5日、平から社地区まで農具川全域で開かれた。本年度最初となる大会に、組合員や一般の参加者約100人が訪れ、梅雨の合間の晴天のもと、釣果を競った。
 同大会は同組合が20年ほど前から行っている。9月まで、毎月第4日曜日に開催、乳川や籠川などで全4回開かれる。
 大会前に組合員がニジマス300`・約2500匹を放流した。川にはイワナやコイ、ウグイなども生息。参加者は思い思いの釣りポイントを探してそれぞれに魚を狙った。
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