2011年6月10日(金)付
節電の夏さわやかに 栂池婦人会緑化ボラ 小谷村の栂池婦人会(深澤和美会長)は2日、同村栂池高原スキー場の観光センターや中央駐車場周辺に花の苗を移植する緑化ボランティア活動を行った。 同所はミズバショウの群生地として知られる標高1900bにある日本有数の栂池自然園の玄関口。夏から秋にかけて同村を訪れる人を美しい花で歓迎しようと毎年実施している。節電対策の影響から、暑さの厳しい夏になることを想定し、暑い夏にさわやかさを感じてもらえるような苗の選定とレイアウトを考えた。マリーゴールドやアメリカンブルー、ベルフラワーなど、会員宅で育てたり新たに購入した一年草の花の苗を、駐車場前のロータリーやバス停前の花壇、駐車場入り口や観光センター前に設置したプランターに、バランス良く移植した。 |
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非常時に安全確保 地震土砂崩れ想定初訓練 大糸線沿線を管轄するJR東日本長野支社関係各社による松本地区大町ブロック(地区長=篠原俊明松本駅長)などは9日、異常時総合訓練会を大町市の信濃大町駅構内や白馬村〜小谷村の線路上で行った。東日本大震災や県北部地震など受け、地震に伴う土砂崩れを想定した異常時訓練を初実施。非常時の対応を訓練した。 管内のJR駅員や、電力、信号通信、土木、保線など関連各社の職員、大町警察署、北アルプス消防本部などの関係機関から約100人が参加。ハイブリッド形式の「リゾートビューふるさと」の実車を初めて用いるなど、実践的な訓練を行った。 |
ひと足早い夏気分 あすなろ保育園水遊び 大町市常盤のあすなろ保育園(田中美和子園長)の年中児31人は8日、ことし最初の水遊びを園のプールで楽しんだ。梅雨の晴れ間、汗ばむ陽気の中、友達や先生と水をかけ合ったりしながらひと足早い夏気分を満喫した。 水着姿の園児たちは準備体操をした後、くるぶしほどに水をはったプールに入った。水鉄砲の飛ばしあいで水と戯れたり、担任が持つホースから飛び出す勢いのよい放水にはしゃぎ、歓声を響かせていた。 |
「花の日」愛と感謝を 大町幼稚園児がプランター 大町市の信濃キリスト教学園大町幼稚園(関英晴園長、園児46人)は9日、公共施設などに自分たちで育てた花をプレゼントした。花を愛することを通し、命の大切さと感謝する心を育んだ。 「花の日」は6月の第2日曜日に、キリスト教系の学校などで行われる行事。米国で牧師が少年少女に神の恵みに感謝することを教えるために、同日の特別礼拝に花を飾ったことが起源とされる。同園ではこの日に合わせ、毎年近隣の施設などに花を贈っている。 |
愛情込めた家族の笑顔 大糸タイムス似顔絵展 ザ・ビッグ 大糸タイムス社主催の第27回わが家の笑顔・家族の似顔絵コンクールの初回作品展が16日まで、ザ・ビッグ信濃大町店の北側入り口で開かれている。入賞者114人の作品が展示され、クレヨンや水彩、貼り絵などそれぞれ趣向を凝らした家族の笑顔が光っている。 ことし本社に寄せられた似顔絵作品は、大北地域の幼稚園、保育園、小学校から2377点となり、昨年より265点多く過去最多の応募数となった。 会場には、子どもたちが丁寧に描いた、大切な家族を思う愛情が込められた似顔絵が並ぶ。親子連れなど店の利用者が、温かい作品に足を止めて見入っていた。 今後は、19日から27日は松川村の西友SSV松川店、30日から7月7日は白馬村のAコープ白馬店ハピア、7月10日から19日は大町市のアップルランドデリシア大町駅前店で展示を行う。 |
園の雰囲気体感 白馬幼稚園で公開日 白馬村の信学会白馬幼稚園(中山晴隆園長)でこのほど、本年度初の「白馬幼稚園園公開日」が実施された。 地域の未就園児やその保護者を中心に、共同遊びなどを体験しながら、幼稚園の日ごろの活動に理解を深めてもらうのが目的。多数の親子連れが来園して、幼稚園の雰囲気を体感した。 在園児の歓迎にすぐに緊張もほぐれたようすで、名前を呼ばれると元気に返事を返し、在園児と楽しそうに話していた。保育教諭によるエプロンシアターなど楽しい催しもあり、幼稚園により親しみを持つ機会となったようすだった。 |