2011年6月12日(日)付


冷涼夏山のびのび 北小谷「紙すき」で放牧
 小谷村北小谷の「紙すき牧場」で、10日から牛の放牧が始まった。大北管内や糸魚川市を中心とした酪農家から委託を受けた乳牛、和牛のメス30頭余が広い牧場に放たれ、のびのびと動き回っている。
 管内の酪農家は、牛たちを夏は牧場で、冬は自宅の畜舎で育てるという、牛の健康と農家の省力化に適している「夏山冬里」方式で飼育している。同牧場は標高850bから1200bに位置する高地にあり、面積は約80f。標高が高いため夏場でも涼しく、牛たちは夏場の間、快適な環境で足腰を鍛え、出産に向けた丈夫な体づくりができる。
子ども画伯24人表彰 大糸タイムス 家族の似顔絵コンクール
 大糸タイムス社主催の「第27回わが家の笑顔 家族の似顔絵コンクール」の表彰式が11日、大町公民館分室で行われた。小学高学年、低学年、幼稚園・保育園の各部で、特選、準特選、佳作に輝いた24人の「子ども画伯」を表彰した。
 大北地域の園児や小学生から、過去最多となる2377点の応募があったことしのコンクール。小学高学年の部は池田小4年の大澤星来さん(9)、低学年の部は松川小1年の平出優人くん(6)、幼稚園・保育園の部はこまくさ幼年長の丸山優佳さん(5)がそれぞれ特選に選ばれた。
 表彰式には、佳作以上入賞者24人とその家族が出席した。水久保節社長は、家族の笑顔をとらえた作品の数々を高く評価し「似顔絵コンクールをきっかけに、家族の絆を深めるきっかけになれば」と願いを込めた。
9組18人北信越出場 あずみ松川ジュニアソフトテニス
松川村のあずみ松川ジュニアソフトテニスクラブは12日、新潟県上越市で開催される、第18回北信越小学生ソフトテニス選手権大会に出場する。村内を中心に大北安曇野の小学4年から6年生まで9組18人が県代表として、個人戦、ダブルスで試合に臨む。
選手たちは3月に開かれた県大会で優秀な成績を収め、県ソフトテニス連盟の推薦で北信越に進出。予選リーグで各県代表と対戦し、決勝トーナメント進出に挑む。
長野大会で活動発表 清水伝統の子どもマラソン 子ども会育成会
 大町市常盤の清水子ども会育成会(川上瀧夫会長)が主催する早朝マラソンが5日から始まり、9月25日までの4か月間実施される。毎週日曜日の午前6時に清水公民館に集合して行う同マラソンは、ことしで34年目を迎える伝統行事。 10月16、17の両日、長野市松代で開催される第44回関東甲信越静地区子ども会育成研究協議会長野大会(兼県子ども会育成研究協議会)の席上で、川上会長(67)が「継続しての体力づくり」をテーマにこれまでの取り組みを発表する。
早朝マラソンは昭和53年、地区の青壮年者でつくる「清水矯風会」が体育部の活動として始めた。地区内の子どもから一般まで約60人が参加し、公民館から国営公園アクセス道路までの往復約6`を「追い抜き走」なども取り入れながら走る。
収穫の秋 心待ちに 白馬アグリスクール開校
 農業や地元食材に親しむ本年の白馬アグリスクール(白馬地場産推進会主催)がこのほど、同村沢渡のふれあい農場で開校した。今期は村内の13家族32人が参加。収穫の秋を心待ちに、親子共同作業による農産物栽培が始まった。早速、トマト苗の定植やニンジンなどの種まき作業に汗を流した。
 ふれあい農場では、土と触れ合う子どもたちの笑い声があふれていた。ことしのアグリスクールは、6月から11月までの月1度の開催を予定している。
大町市 スポーツで地域の絆 大北地区障がい者運動会
第39回「大北地区障がい者運動会」は11日、大町市総合体育館で開かれた。地域に暮らす障害者や住民、ボランティアら約460人が参加し、スポーツを通じて互いに理解や交流を深めた。
競技には大北5市町村と管内1施設から7チームが出場。優勝杯獲得を目指し、ペットボトルをピンにしたボウリングなど、誰もが親しめる種目で得点を競った。パン食い競争には、各自治体の首長や議長ら来賓も参加し、会場を盛り上げた。
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