2011年6月17日(金)付


小谷季節限定の味 たけのこ狩り体験ツアー
 小谷村の深山遊園北野の郷でこのほど、「たけのこ狩り体験ツアー」が開かれた。村内外から多数の参加者が、地域住民と交流を深めながら同村の自然と産業にふれた。
 参加者は地域の名人の案内で、収穫のコツを教えてもらいながら竹林に入った。アドバイスに従い、笹やぶをかきわけて探すと短時間で多くの収穫量があり、満足げなようすだった。
 昼にはとれたてのタケノコを全員で調理して、サバの水煮缶を入れた名物のみそ汁を作り、この時期ならではの郷土食をじっくりと味わった。
歩道壁の落書き消し セーフティーリーダー 大町南小
大町市の常盤地区防犯協会(松井泉会長)は15日、同地区松原のJR線路下歩道壁で落書き消しを行った。地域の治安を守ろうと、同協会から委嘱を受けた「わが家のセーフティーリーダー」の大町南小6年生児童15人が、壁にスプレーなどで書かれた心無い落書きをペンキで消し、きれいな景観にした。
「セーフティーリーダー」は地域や学校、家庭の安全を守るもので、同協会がパトロールで落書きを発見し、セーフティーリーダーによる落書き消しの活動は数年ぶりという。
空手道剛誠館30年 「礼儀と友情」節目に演武
大町市の日本空手道剛柔流剛誠館(遠山現賢館長)はことし、創立30周年を迎えた。記念式典はこのほど、大町温泉郷の立山プリンスホテルで開き、選手や保護者、競技関係者ら出席者が節目を祝った。
道場は昭和56年、国際空手道振興協会から、遠山館長ら選手5人が独立して立ち上げた。礼儀や友情をモットーに、30年間で200人以上の門下生を育て、全国大会に選手を輩出するまでになった。現在は年中児から約40人の門下生が所属し、技を磨いている。
式典では全日本空手道連盟のジュニア強化選手に選ばれた宇海水稀選手(12)や、全国大会への出場を決めた中村瑠美奈選手(13)、道場の卒業生が演武を披露、練習の成果を確認した。
風まんだらが笑い あゆみ会が公演と食事会 大町市西山
 大町市常盤西山の小地域福祉ネットワーク「あゆみ会」(綿内邦彦会長)はこのほど、落語公演会と食事会を西山公民館で開いた。松川村の「まつかわ落語会風まんだら」を招き、笑いを通じた地区住民の交流や健康づくりを図った。
会場には高齢者を中心に約60人が来場し、住民落語家3人による古典落語を楽しんだ。「はげのやつるつる」さんによる演目「宮戸川」では、声色を巧みに使い分けた掛けあいに、観客から大きな笑い声が起こった。
綿内会長は「住民同士が互いに顔を合わせる貴重な機会。喜んでもらえたようでうれしい」と話した。
200人笑顔と汗の交流 白馬ソフトバレー春季大会
 第17回白馬ソフトバレーボール春季大会(主管・白馬ソフトバレーボール連盟・福島和宏大会長)が12日、同村ウィング21を会場に開かれた。村内外から32チーム、200人余が参加して、笑顔と汗の交流を楽しんだ。
 選手たちは予選リーグと決勝トーナメントで熱戦を繰り広げた。ゲームは4人制に加えローテーション制、フリースパイク・ブロック制という同競技ならではの独自のルールで進行。ゴム製の柔らかいボールはラリーが続きやすく、気合の入ったサーブやトス、レシーブがコートを行き交い、バレーボールの魅力を存分に体感していた。
 試合終了後には大抽選会が行われ、選手らはお互いの健闘をたたえあいながら交流を深めた。
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6月の一覧
振り込めさ詐欺注意 八十二銀行池田支店で啓発
大町署や大北地区防犯協会連合会などは年金支給日の15日、振り込め詐欺防止を目指した啓発活動を、池田町の八十二銀行池田支店で行った。県内で増加傾向にある被害を食い止めようと、高齢者を中心に注意を呼びかけた。
店頭では署員、警備会社職員や銀行職員らが、チラシやウエットティッシュを配布し、不審な電話に注意するよう喚起。「家族の間で合言葉を決める」「すぐに家族や警察などに相談する」など対策を紹介した。