2011年6月19日(日)付


園児と一緒に競技 白リンピック運動会

 白馬村の特別養護老人ホーム白嶺(川上明子所長)でこのほど、「第15回白リンピック運動会」が開かれた。入所者のお年寄りたちが招待したしろうま保育園の年長園児や同村の障害者支援事業所「クロスロード白馬里山塾」のメンバーらと一緒に競技しながら、楽しいひとときを過ごした。
味わいある400点販売 相道寺焼き掘り出し市
池田町相道寺の相道寺焼窯元で18日から20日まで、第24回相道寺焼掘り出し市(福祉チャリティーバザー)が開かれている。宮沢菊男窯元や陶芸教室利用者らが作陶した、花瓶や茶碗、皿など約400点の作品が手ごろな値段で販売されている。
相道寺焼は古くから同所で続いていた伝統工芸品で、一時窯が閉鎖され途絶えていたが、昭和43年に若者有志が歴史をひもとき、復活させた。掘り出し市は毎年、相道寺焼友の会と相道寺焼窯元が共催して開く人気のイベント。売上金の一部をチャリティーとして福祉施設などへ寄付を予定している。
大糸線に「おひさま」列車 信濃大町駅 歓迎セレモニー
 JR東日本長野支社は18日から、安曇野地域を舞台としたNHK連続テレビ小説「おひさま」をデザインしたラッピング列車を大糸線で運転している。番組放送中の9月末まで走り、作品の舞台となった地域を観光客にPRする。
初日は信濃大町駅で歓迎セレモニーが行われ、和太鼓やもんぺ姿の「もんぺの会」メンバー、市民や見学者ら約50人が出迎え、到着した列車や乗降客に手を振った。車体には「おひさま」のロゴや出演者の顔写真が張られ、番組をイメージさせた。
110周年 節目祝う 大町高校が記念式典
 大町市の長野県立大町高校(下坂一俊校長)は18日、創立110周年記念式典を市文化会館で開いた。同窓生や生徒・教師、保護者など約800人が「魂・知・和」のもと質実剛健、文武両道の伝統をつなぎ、1万6000人余を輩出した歴史の大きな節目を祝った。
記念講演会は、「国家の品格」などベストセラーで知られる数学者の藤原正彦氏が講演。世界を担う青年たちに、「論理的な思考」と「知識」、特に「情緒力」を持ってほしいと望み、「良い研究は挫折を経験する。数学者は山の頂にある花を取りに行くようなもの。美しさに感動する力があってこそ、挫折を乗り越えられる」と、生徒たちにエールを送った。
記念コンサートでは、同校出身のソプラノの田辺千枝子さんやバイオリンの赤池瑞枝さんが演奏。卒業生有志や生徒による合唱団は、被災地復興への思いを込めて同校の応援歌をコーラスアレンジで合唱。最後には会場全員とともに校歌を歌い上げた。
ブルーサルビア1万株 松川 花が咲いている村づくりの会
松川村の緑化活動に取り組む「花が咲いている村づくりの会」(松田義光会長)は15日、同村西原の安曇野ちひろ公園大花壇で花の定植作業を行った。会員と松川中学校1年生約130人がボランティアで協力し、ブルーサルビア約1万株を植えた。7月中旬ころから、見ごろを迎えるという。
参加者は約3000平方bの花壇のうち約2400平方bで、会員の農家が育てた花の苗を1株ずつ丁寧に定植。ことし初めて、約600平方bにヒマワリの種をまいた。
表情豊かな力作 西友松川店 大糸タイムス似顔絵展
 大糸タイムス社主催の第27回「わが家の笑顔・家族の似顔絵コンクール」の入賞作品が27日まで、松川村の西友SSV松川店で展示されている。地域の子どもたちが家族を描いた、表情豊かな114点が並んでいる。
 地元松川小1年・平出優人君は、「やさしいおかあさん」と題した作品で、小学校低学年の部の特選に輝いた。画面いっぱいにクレヨンで描いた、朗らかで温かみのある笑顔が特徴だ。
コンクールにはことし、大北地域の保育園や幼稚園、小学校から、過去最多となる2377点の似顔絵作品が寄せられた。さまざまな画材を使って、子どもならではの純粋な視点で描かれた力作が集まった。
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