2011年6月21日(火)付


小谷村 割りばしでキノコ栽培 省力化と生産拡大期待

 原木を使ったキノコ栽培の労力を軽減し、里山の活性化につなげようと17日、県林業総合センターによる、割りばしを使った簡易栽培法の説明会が小谷村中土の山林で行われた。村内外の生産者らが参加して、新たな栽培技術を体験し、試験ほ場を設置。新技術の導入による省力化と生産拡大に期待を込めた。
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6月の一覧
図書館利用者10万人 「滞在型」運営も工夫 松川村
 松川村図書館(棟田聖子館長)の利用者が20日、平成21年5月23日の開館以来、10万人を突破した。10万人目となった松川小学校4年・矢口莉央さんは「本がたくさんあり、毎月1回は来る。うれしい」と喜びを話した。
村図書館は地域念願の施設として、村多目的交流センター・すずの音ホール内に設置され、住民でつくる図書館ボランティアが運営を支えてきた。住民が長時間利用しやすい「滞在型」の施設づくりを心掛け、旧公民館図書室と比べ、1日平均の利用者約160人と3倍に増加したという。
力合わせて花植栽 松川村の鼠穴農地保全組合
 松川村鼠穴の鼠穴農地保全組合(茅野章雄組合長)は19日、同地区の村道の歩道にヒマワリやサルビアを植栽した。同地区の老人クラブの長寿会や子ども会育成会、保護者ら約60人が参加し、力を合わせて景観を彩る花を植えた。
JR細野駅から県道山麓線まで同地区を東西に結ぶ村道の西から約250b区間に、歩道に花壇を設置し、ヒマワリやブルーサルビア、ニチニチソウなどの苗を植えた。7月半ばには色とりどりの花であふれそうだ。
11チーム9月まで熱戦 ママさんバレー開幕 池田町
池田町恒例の第22回ママさんバレーボールリーグ戦大会(大糸タイムス社など後援)は17日、開幕した。ことしは内鎌チームが数年ぶりに参戦し、各地区から出場した11チーム約150人が9月までの長期にわたり、熱戦を繰り広げる。
大会は町と町体育協会ママさんバレーボールクラブが主催。既婚者や30歳以上の女性たちでつくる各チームが、総当たり1回戦で勝率を競う。
ラベンダー祭り開幕 野豚丸焼きに500人 池田町夢農場
 池田町陸郷の「夢農場」は18日「第19回夢農場ラベンダー祭り」をスタートした。春の天候不順の影響を受けたラベンダーは、18日の開幕から「摘み取り」ができる状態に生育。山肌に広がる農場に、たおやかな紫が広がっている。
19日には期間中最大の「食」のイベント、「野豚の丸焼き無料試食会」が行われた。野豚は養豚家・北條慈俊さん(25)が、適度な脂肪と肉の柔らかさを追求し、同町広津で8か月かけて放牧飼育。115`(肉は約80`)を上回る一頭を丸ごと、備長炭の炭火で約8時間かけて焼きあげた。味付けはローズマリー、タイムなどのハーブと塩の、農場オリジナル。丸焼きの豪快さの中に、香ばしさと肉のうま味が調和する味わいを、県内外から訪れた約500人が満喫した。
日ごろの訓練成果発揮 小谷村 ポンプ操法競技会
 小谷村消防団(相澤尚平団長)は19日、「第45回小谷村消防団ポンプ操法競技会」「第40回小谷村消防団ラッパ吹奏競技会」「第35回小谷村消防団放水競技会」を同村栂池社会体育館駐車場で開き、団員が日ごろの活動の成果を競い合った。
 大会は有事の際に不可欠な、消防活動における規律を備えた上での安全性・迅速性・確実性などを競い合い、総合的な審査が行われる。同団では村内の5分団から選抜された精鋭が小型ポンプ操法の部とポンプ自動車操法の部に8組、ラッパ吹奏競技に5組、放水競技に5組が出場した。