2011年6月24日(金)付


仁中にツツジ植栽 関電黒四事務所が緑化活動
関西電力黒四管理事務所(吉藤学所長)は環境保全の取り組みとして23日、仁科台中学校(諏訪順一校長)へツツジを寄贈、植樹した=写真。環境保護が求められているなか、身近な場所の緑化に取り組んだ。
同社は緑を守り育てる大切さを伝えようと、環境月間の一環として平成4年から毎年、市内公共施設などへの植樹活動「一人一本植樹運動」を行っている。今月はアルペンラインのゴミや空き缶拾いをして環境整備にも取り組んだ。
寄贈したヒラドツツジ50本とサツキツツジ20本の苗木は関西電力の育苗地で育てたもの。1年生5クラスの正副ルーム長が職員とともに、学校敷地内の花壇に定植した。
海越えて芸術交流展 メンドシーノの16人100点
大町市の姉妹都市・米国メンドシーノと地元のクラフト作家の作品が並ぶクラフト・アートの芸術交流展「芸術と工芸をめぐるふたつの町の国際交流展」(麻倉プロジェクト主催)は24日から7月18日まで、大町市堀六日町の麻倉を会場に開く。改装を終えた「麻倉」を新たな拠点に、海を越えた芸術家の作品が共演する。
同交流展は、両国の姉妹都市交流の原点に返って作家同士の交流を深めようと、大町では一昨年に続いて開催。ことしはアートの街として知られるメンドシーノから16人の作品100点が、地元近隣の作家15人の作品とともに並ぶ。海岸に流れてきた流木などでつくられたオブジェをはじめ、絵画や写真、コラージュ、工芸品などが飾られる。
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6月の一覧
奏でるアルペジオ ルネッサンスギターの集い 松川村
 大北・安曇野市を中心に県内各地から参加するクラシックギターサークル、ギターの会「ルネッサンス」(松岡良介代表)は19日、「第10回ギターの集い」を松川村の多目的交流センターすずの音ホールで開いた。なめらかに動く指が弦を奏でるアルペジオと繊細なメロディーがホールに響いた。
第1部はサークルのメンバーがステージに立ち、デュオやソロで「となりのトトロ」「スペイン舞曲」などのおなじみのメロディーを演奏、練習の成果を披露した。第2部ではメンバーのほか、客演のギタリスト・尾尻雅弘さんや柴夢弥さんが「早春賦」や「レースを編む女」などを演奏し、ギターの魅力をあますところなく伝えた。
真夏 日ごろの成果 池田町老連ゲート大会
池田町老人クラブ連合会(瀧澤弘一会長)は22日、平成23年度ゲートボール大会を農村広場グラウンドで開いた。11の単位クラブから出場した9チーム約70人が、真夏日の炎天下で日ごろの練習の成果を発揮した。
大会は会員の健康や生きがいづくりを目指して行われている伝統の大会。3ブロックの予選リーグを行い、各ブロックの1位が決勝トーナメントに進出、一丁目チームが優勝を果たした。
選手たちはタオルや帽子を身に着けて、強い日差しをさえぎり、1打に集中。互いにアドバイスを送りながら戦術を組み立て、白熱した試合を展開した。
清掃奉仕で地域貢献 小谷村の今井工務店
 小谷村北小谷の今井工務店(今井頌治代表取締役)はこのほど、建設業労働災害防止協会が7月1日から全国で展開する「全国安全週間」における、自社の安全大会を開き、地域貢献活動の一環として同村道の駅おたり周辺の清掃奉仕活動を行った。
 同所には白馬青年会議所が中心となって行った「白馬山麓2001桜満計画」で植樹された桜並木が、国道沿いの下寺地区から島温泉まで810bにわたり続いている。桜の管理が地域に委託されて以来、毎年同社で環境美化の整備を手がけている。
 作業には全社員と協力会のメンバーなど、40人余が参加。桜並木周辺の草刈りと肥料まき、道路脇の空き缶やゴミ拾いに汗を流した。
ベゴニアの大看板 花三昧控え白馬駅前に しんきん信白会
 白馬村を花や高山植物で彩り、夏シーズンの観光客を村全体で歓迎するイベント「白馬Alps花三昧(ざんまい)2011」に向け、JR白馬駅前にベゴニアの大きな「花看板」がお目見えした。同村の松本信用金庫白馬支店の支援者らでつくる「松本しんきん信白会」(中村茂会長)のガーデニング経営研究委員会による、花で地域の美化に貢献する企画の一環。観光客らが最初に降り立つ駅を美しい花で彩る。この時期の駅前のシンボル的存在として親しまれるようになった。
 大きさは縦約2b、横5b。コンパネ3枚をつなげた土台に、ピンク、白、赤の3色のベゴニアの花を850余鉢使い、レイアウトした。白い花の間に鮮やかな赤色の花で「HAKUBA」の文字がくっきりと浮かび上がっている。