2011年6月29日(水)付


4種目で地域連携発揮 松川村の分館対抗球技
松川村公民館は26日、分館対抗球技大会を松川中学校など村内3会場で開いた。16分館から出場した約600人が、ソフトボールやソフトバレーボール、ふらば〜るバレー、マレットゴルフの4種目で、地域の連携を発揮した。
大会はことし、子どもからお年寄りまでだれもが楽しめる競技として、ふらば〜るバレーを盛り込んだ。凹凸のあるボールを使い、球の軌道が読めないバレーボールに、参加者が歓声をあげながら盛り上がった。
夏山シーズン到来 小谷村 風吹岳山開き
 小谷村北小谷の風吹岳観光協会は26日、「風吹岳山開き」を行い、県内外から大勢の山岳愛好者が参加して夏山シーズンの到来を祝った。
 同山は中部山岳国立公園内にある。頂上には北アルプスで最大の面積をもつ高山湖の風吹大池があり、高山植物の貴重な植生が見られることでも有名。蓮華温泉や白馬岳への縦走の起点でもあり、片道2時間ほどで初心者でもアプローチできることから、毎年多数の登山者でにぎわう。
 早朝から大雨の降るあいにくの天候だったが、参加者は濃さを増した登山道の緑を楽しみながら、元気に山頂を目指した。雪どけの遅れから、この時期には花期の終わっているという、ツバメオモトなどの高山植物も見ることができ、小谷の豊かな自然を存分に堪能した。
ダムカレーコンビニ弁当 30日発売 大町アピール
 大町市、市内飲食店などでつくる「黒部ダムカレー・com」(渡邊徳久会長)、コンビニエンスストアチェーンのサークルKサンクスは30日、大町市のご当地グルメ「黒部ダムカレー」のコンビニ弁当を発売する。昨年に続いて2度目で、販売エリアをさらに関東、北陸、静岡に広げ、食を通じて「黒部ダムの玄関口」大町市のアピールにつなげる。
商品は、堰堤(えんてい)をかたどったごはんには長野県産のコシヒカリを用い、ダム湖を表現するルーには隠し味に県産トマトケチャップでスパイシーで深みのある味を実現させた。具のハンバーグを遊覧船に見立てルーの上に乗せ、具に空揚げを追加し、ボリュームあふれる内容に仕上げた。1食498円で、サークルK・サンクス2300店舗で販売。県内では30日、県外では7月7日から、それぞれ4週間販売する。
県内ALT武道体験 大町で5種 国際交流
 武道体験を通じて国際交流する第4回大町武道祭が225日、大町市平のB&G海洋センター体育館で開かれた。武道に関心を持つ県内各地のALT(外国語指導助手)を中心とした外国人らが参加し、地元の武道指導者や子どもたちの手ほどきを受けながら、剣道やなぎなたなど数々の武道に触れた。
 武道祭は、市内で武道に励むALTのウイリアム・ハビントンさん(カナダ)と、タミー・クライトンさん(オーストラリア)が中心となり企画。市剣道スポーツ少年団と協力するなか、毎年開催しており、外国人に武道体験の場を提供するとともに、国際交流につなげている。
白馬村こーろこーろ演奏会
 白馬村の「アンサンブルこーろこーろ」は26日、同村ウイング21文化ホールで第7回演奏会を開いた=写真。
 同団は、合唱が好きな主婦たちが、日ごろの仕事や家事、子育ての合間に練習を重ね、各種イベントへの参加などで音楽を通じた地域貢献活動に力を注いでいる。
 松川村在住で地域の合唱団の指揮者を歴任する中村雅夫さんが指揮、村内のピアノ講師・太田生子さんの伴奏で、宗教合唱曲からポピュラー曲まで、幅広いレパートリーを披露。歌を通じてつながりを深めた仲間と美しいハーモニーを会場いっぱいに響かせ、聴衆の感動を呼んだ。
リンゴ実る枝に名札 松川村オーナー制度開園式
松川村観光協会は26日、村内産農産物を通じて地域と親しむ「リンゴオーナー制度」の開園式を村役場で開いた。10年目を迎えたことし、東京、愛知、三重など県内外の179人が、村内リンゴ農家6軒の「ふじ」189株のオーナーとなった。
式典では村観光関係者らが、スズムシが生息する豊かな自然環境や、村が制定した「スズムシ保護条例」を紹介し、安心安全な農産物をアピールした。村内産コシヒカリのブランド米「鈴ひかり」を詰めた化粧袋も、オーナーにプレゼントされた。
 オーナーたちは契約を結んだ各農園で、農家に質問しながらリンゴの木を選び、小さな果実が実る枝に名札を付けていった。11月の収穫時期まで、各農家が管理する。
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