2011年7月1日(金)付


体験型観光ヒント探る 商工会女性部が藍染講習会 小谷村
 小谷村商工会女性部(荻澤千波部長)は27日、栂池在住の平田美代子さんを講師に商工会館で「藍(あい)染講習会」を開いた。同部の研修活動の一環。簡単な手仕事を体験することで、ものづくりを核とした体験型観光のヒントを探った。
 白い生地のハンカチやバッグに、割りばしや輪ゴムを巻きつける「棒しぼり」、生地そのものを丸める「折りしぼり」など、模様となる部分を各自が好みで工夫して準備完了。藍染の染料を溶かした染料液に浸す作業を体験した。
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7月の一覧
塩の道絆 次世代に 小学校5、6年生北部音楽会 白馬北小で
 白馬村の白馬北小学校体育館で29日、白馬南小・北小と小谷村の小谷小学校の3校5、6年生児童による「北部音楽会」が開かれた。塩の道を通じて交流が盛んだった両村の縁や絆を次世代の子どもたちが引き継ぎ、交流を深めていくことをねらいに、毎年開かれている。それぞれの小学校の代表として、各学校で行われた校内音楽会の楽曲を中心に、各校とも特色のある合唱や合奏を同世代の児童や保護者、地域住民に披露した。
 それぞれの学校では、校内音楽会が行われ、北部音楽会では学校の代表としてさらなる向上をめざそうと、練習を積み重ねてきた。他校の演奏を聴いたり、発表したりするのは数少ない機会。児童にとって心地よい緊張感が良い刺激になったようすで、日ごろの成果を存分に発揮した演奏はさらなる成長を感じさせた。
笑顔とらえた力作 本社主催 白馬で似顔絵入賞展
 大糸タイムス社主催「第27回わが家の笑顔 家族の似顔絵コンクール」の入賞作品展が29日から、白馬村のAコープ白馬店ハピアで始まった。大北地域の園児から小学生まで、過去最多の2377点の応募のなかから、入賞に輝いた114点を展示。笑顔など家族の表情をとらえた力作の数々に注目が集まっていた。
 展示されているのは、小学校高学年、低学年、幼稚園・保育園の各部それぞれ特選、準特選、佳作、入選に輝いた作品。絵の具やクレヨンを使った作品から、貼り絵まで、子どもたちの豊かな感性光る一枚が会場を飾る。買い物客たちは、作品の前に足を止めては、ちびっこ画伯の技量に感心していた。
農具川をきれいに 大町一中3年生が清掃ボラ
 大町市の大町第一中学校3年生は29日、同市を流れる農具川でごみ拾いのボランティア作業を実施した。同河川の両岸にアヤメやレンゲツツジを植栽している農具川環境美化委員会(小林才一会長)の、7月の「河川環境愛護月間」の活動の一環として協力した。
総合的な学習の時間に奉仕活動や環境美化を体験することで、故郷大町の自然を守り育てる精神を養うとともに、故郷を大切に思う心を育てるねらい。
生徒124人をはじめ、教員や同会会員、市職員ら計140人が参加し、2班に分かれてJR大糸線信濃木崎駅−三日町地籍間、三日町−社地籍薬師橋間の延長約5`で、ごみを分別収集した。
メンドシーノ訪問団歓迎 塩の道博物館や美麻で
 大町市の姉妹都市・米国メンドシーノからの訪問団が到着した29日、地元のクラフト作家やホームステイで受け入れる美麻地区の住民たちはそれぞれ、歓迎会を開いた。姉妹都市締結30年・交換交流20年の節目の年に、震災などの万難を乗り越えて訪れてくれた海の向こうの仲間を迎えた。
芸術交流を企画した地元のクラフト作家たちは、一昨年に交流展の舞台となった塩の道博物館でアーティストたちの歓迎会を開催。古くから伝わる日本の建物の中で、いろりを囲んでお茶菓子をつまみ、談笑した。