2011年7月5日(火)付


和だこ作りを体験 美麻市 メンドシーノ訪問団

 大町市美麻のぽかぽかランド美麻で3日、第12回「美麻市(いち)」が開かれた。和だこや水引細工、竹細工のクラフト体験コーナーでは、姉妹都市の米国メンドシーノから訪れた訪問団らが日本伝統の手作り工作に触れた。体験に訪れた地元の子どもたちとメンドシーノ訪問団の子ども2人が一緒に、楽しそうに触れ合っていた。
交流拠点 麻倉再生が完成 訪問団ら招きレセプション 大町市
 大町市の「麻倉プロジェクト推進の会(小田時男代表)」は2日、同市堀六日町の「麻倉」の改修工事完成レセプションを開いた。明治時代から残る倉を再生し、芸術をテーマに訪れた観光客や地域の住民、作家などが交流する拠点施設の完成を祝った。
同プロジェクトは、まちなかにさまざまな人がアート・クラフトを核に集う施設をつくり、市街地の活性につなげようと3年前に発足。姉妹都市の米国メンドシーノとの芸術交流を経て、上仲町の酒蔵・市野屋商店が所有していた土蔵造りの麻倉を用い、メンドシーノの「アートセンター」にあたる拠点として再生しようと、市や同商店の協力を得ながら改築に取り組んできた。
17種目 日ごろの成果 市民スポーツ祭夏季大会 大町
 大町市の市民スポーツ祭夏季大会は2日、大町市運動公園など市内各地の体育施設で始まった。17種目の競技に市民1800人が参加し、日ごろの練習の成果を競い合った。
初日はテニス、ソフトバレー、ゲートボール、弓道、空手道、マレットゴルフ、柔道、ミニテニス、剣道、バドミントンの10種目と、ソフトボール、サッカーの1日目トーナメントが行われ、選手たちは家族や仲間の声援を受けて元気にプレーした。
文化の成果百花嶺乱 大町高白嶺祭で披露
大町高校(下坂一俊校長)は4日まで、文化祭・第64回「白嶺祭」を開いた。地域住民や保護者ら来場者に、生徒たちが部活動やクラスごと取り組みを紹介し、学校生活の成果を披露した。
ことしは、テーマの「百花嶺乱(りょうらん)〜離れない僕らの結びめ〜」をイメージし、縦5×横9bの巨大なモザイク壁画をステージに設置。全校生徒が協力して、2a四方に切った色とりどりの折り紙を模造紙に並べ、笑顔を表現した。
校内では、訪れた家族連れなど多くの来場者が、茶道や吹奏楽など部活動を生かしたもてなし、出店での買い物を楽しんでいた。各クラスによる音楽や演劇のステージ発表なども行われ、会場を盛り上げた。
ゲンジボタル見ごろ 「大出の里」 ぐるった大町イベント
大町市平野口地区の「大出ホタルの里」で、ゲンジボタルが見ごろを迎えている。2日はあいにくの雨模様にもかかわらず、約150bの水路の上を淡い光が乱舞し、家族連れなど来場者の目を楽しませた。10日ころまで見ごろが続きそうだ。
大町市のNPO法人「ぐるったネットワーク大町」は2日、シーズン到来に合わせ、ホタルや地域の文化とふれあうイベント「ほたるのゆうべ」を開催。会員を講師にした観察会や出店、「大町民話の里づくりもんぺの会」による語りなど、多彩な催しで来場者をもてなした。
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7月の一覧
夏の彩りで歓迎 白馬花三昧オープニング
 白馬村を花や高山植物で彩り、夏シーズンの観光客を歓迎するイベント「白馬Alps花三昧(ざんまい)2011」が1日に開幕し、オープニングイベントが3日、白馬五竜高山植物園で開かれた。
 同園は白馬を代表する山野草や高山植物を身近に楽しんでもらおうと作られた植物園で、山ろくから高山帯までの植物が自生に近い形で約150種50万株が群生している。梅雨明けはまだ先だが、7月に入り開花する花の数も日々増えている。ヒマラヤで咲く珍しい青いケシの花も開花の兆しを見せ始めた。ふもとよりは格段に涼しい気候と美しい花々の競演は、来場者にとって最高のもてなしになりそうだ。
 オープニングイベントでは自然保護と花三昧の盛況を願い「バルーンリリース」が行われた。地元園児と育成会の小学生らが色とりどりのエコ風船を持ち、カラフルな風船が空高く舞い上がると、集まった人たちから大きな拍手が送られていた。