2011年7月15日(金)付


都市から移住新たな風 地域おこし協力隊募集 小谷村
 小谷村は国が提唱する、人口の減少や高齢化が進む過疎地域に都市部から移り住み、地域づくりに新たな風を吹き込む「地域おこし協力隊」事業の導入を決め、隊員の募集を始めた。大北地域では初の取り組み。8月12日まで受け付け中で村関係者は多くの応募を呼びかけている。
 同村は「緑と雪と温泉のふるさと」をキャッチフレーズに観光サービス業を主産業として年間多くの観光客が訪れる。しかし近年は主産業の低迷と少子高齢化、地元に働き場所が少ないなどの状況から限界集落・地域への危機感は強いという。こうした状況を受け、地域の活性化を促進するため、村外の意欲ある人材を積極的に受け入れ、自然豊かな環境の中で「おたりの元気づくり」に一役買ってもらおうと募集を決めた。
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7月の一覧
旬のブルーベリー摘み ジャム加工の技術習得 白馬村

 白馬村公民館の生涯学習講座・ふれあい教室の「農産物加工講座」の7月の実習が13日、行われた。同村神城の「しろうま農場・白馬ブルーベリー園」で今が旬のブルーベリー摘みを体験し、収穫したブルーベリーをジャムに加工する技術を習得した。
押し花うちわ制作 ピュアのサークル一日体験
 大町市平公民館・女性未来館ピュア(郷津任史館長)の利用者の会会員、「押し花サークル」は13日、活動内容の周知や押し花を施す作品作りの楽しさを体験してもらおうと一日体験を開いた。季節がら重宝する、押し花をふんだんに使った「うちわ」制作に8人が挑戦した。
同サークルの講師、川本梅子さんが「たくさん使って好きなようにデザインしてください」と、ワスレナグサやハナテマリ、アジサイなど20種以上の水色やピンク、紫や緑など色鮮やかに乾燥した押し花を提供。
参加者は好みの花を選び色合いやバランスをみながらデザインを考え、粘着シートを貼ったうちわに施した。
親子で楽しむ運動 元五輪選手猪又さん講師 小谷村
 小谷村の小谷小学校で12日、恒例のPTA研修会が開かれた。冬季五輪に出場した村内在住の猪又由美さんが講師となり、「親子で楽しむ運動」と題した健康教室が行われ、講義と実技で健康増進に励んだ。
 猪又さんは選手生活の中で、何度も体の故障を体験。その原因として、長い年月をかけた日常生活の癖や動きにより、負担をかけた筋肉が体のゆがみにつながったことを痛感したといい、整体術で改善できる正しい筋肉の鍛え方を指導した。
初開催の東日本大会出場 ソフトテニス 大町、松川、穂高の小学生


 松川村のあずみ松川ジュニアソフトテニスクラブで練習する、大町市、松川村、安曇野市穂高の小学生8人は、東日本小学生選抜ソフトテニス大会と第28回全日本小学生選手権大会へ県代表として出場する。北アのふもとのクラブから、全国の強豪に挑む。
大町市からは、大町北小6年の金子凌君と川上貴久君ペア。松川村からは、松川小6年の倉科愛加さんと岡村美希さんペア、海藤千恵さんと長谷川陽菜さんペア。同5年・榛葉淳之介君は、穂高北小の太田龍之介君と組む。県大会個人戦ダブルスの各部門でベスト4に入り、同クラブが県代表を独占した。