2011年7月16日(土)付


大北から3人派遣 日独スポーツ少年団交流
 第38回日独スポーツ少年団同時交流の日本派遣団員に、大北から大町市、松川村の少年団に所属する3人が選ばれた。20日からドイツを訪問し、同国のスポーツ少年団・スポーツユーゲントの団員らと交流する。
 同事業は日本体育協会の事業で、ドイツと日本のスポーツ少年団員が互いに両国を訪問し合い、交流を深めスポーツの振興を図る。ことしは全国から125人が、8月11日までの21泊23日間、ドイツに滞在し、現地でスポーツや文化交流を行う。日本の盆踊りなども披露する予定だ。うち北信越から8人、県内は5人で、安曇野市からも2人が訪問する。
 大町市からは、おおまち剣道スポーツ少年団に所属する、穂高商業高校2年の松宗直人さん、白馬高校2年の松澤美由紀さんが訪問。
観光施策にも関心 ミャンマー青年指導者白馬訪問
 政治家を目指す若手政党関係者らで構成するミャンマー青年指導者訪日団が15日、白馬村内を視察研修で訪れ、日本の地方行政や議会について理解を深めた。ジャンプ競技場視察や民宿体験など通じて長野冬季五輪開催地となった国際経験豊かな白馬の観光施策にも関心を示していた。
 同訪問団の受け入れは、アジアにおけるリーダー育成など目的とする21世紀東アジア青少年大交流事業として、外務省の委託を受けて財団法人・日本国際協力センター(東京都新宿区)が実施した。
 同村には20代から30代までの男女20人が参加した。
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7月の一覧
汗だく清掃活動 市川事業がボランティア
 大町市宮田町の市川事業(渋田見典稔社長)は14日、同市常盤のオリンピック道路で草刈りなどの清掃ボランティア活動を行った。景観を良くして観光客や住民が過ごしやすい環境をつくろうと、社員ら12人が作業に汗を流した。自社のみでボランティア清掃を行うのは初の試み。
 作業は国道147号・常盤上一北交差点から運動公園西交差点までのオリンピック道路全長2・1`の区間で行った。社員らが丁寧に歩道の両脇に生えた草を刈り取ると、2dダンプカー2台分もの量になった。夏日の炎天下のなかでの作業となり、汗だくになりながらも道路を奇麗にしていった。
子どもたちがメッセージ 夏の交通安全やまびこ運動 19日から
 長野県内一斉の交通安全運動「夏の交通安全やまびこ運動」が19日から始まる。大北地域でも、子どもや高齢者の事故防止や自転車の安全な利用の推進などを重点に25日まで、関係機関が交通安全を呼びかける。
 大町署管内の交通事故は14日現在、発生134件(前年同期比7件増)、死者1人(同3人減)、けが190人(同8人増)。県内の傾向とは逆に、死亡事故は減っているが発生件数は増加しているため、観光客や帰省者が増える夏に向けて交通安全対策を強めている。
震災を支援“元気玉” ゆう浪漫語りコンサート
 大糸線沿線の観光振興に取り組む「大糸線ゆう浪漫(ろまん)委員会」は13日、「ゆう浪漫“元気玉”語りコンサート」を松川村のすずの音ホールで開いた。地元の民話や民謡、音楽家の楽器演奏などを通じて、地域が持つ文化の魅力をアピールした。
 コンサートは、全国に信州をPRした信州デスティネーションキャンペーンをきっかけに、地域の隠れた観光資源の発掘を目指して企画され、2年目を迎える。東日本大震災や県北部地震の被災者を支援しようと、来場者からの入場料を「元気玉」と銘打ち、村社会福祉協議会を通じて被災地へ送る。
村政身近に感じて 小谷の松本村長ブログ
 小谷村の松本久志村長は、インターネット上で日記や論評を発信するブログを始めた。
 村内を日ごろ歩くなか気付いたことや、村に対する率直な思いなどをつづっている。松本村長は「ブログを通じて私のことをまずは知ってもらいたい」と話す。
 最初となった12日付のブログタイトルは「お田植えの手伝い(とーど)」。「小谷では手伝いのことを『とーど』と言い、手伝ってくれる人を『とーどさ』と言います」と書き出した。写真を交えながら、田植えを通じた地元小学生との交流や幼少時代の思い出、村で実施している「田んぼオーナー制度」などアピールしている。