2011年7月21日(木)付


田中さん監修歴史番組 CATV白馬が制作

 白馬村のケーブルテレビ白馬はこのほど、民俗・日本思想史家の田中欣一さん監修による白馬の歴史を紹介する特別企画番組を制作した。
 長年守られてきた貴重な文化財や習俗を映像で残し、後世に引き継ごうというねらい。関係者は「地元の人に白馬の素晴らしさを再認識してもらう機会になれば」と話している。
基地反対 信州から 9条の会沖縄問題講演会 松川村
 松川村で平和憲法の改憲に反対する有志でつくる松川村9条の会は18日、沖縄問題について学ぶ講演会をすずの音ホールで開いた。上田市在住の作家で信州沖縄塾塾長の伊波敏男さんを講師に、沖縄の現状や平和への思いを米軍基地のない長野の地で訴えた。
伊波さんは沖縄出身のハンセン病回復者で、平成16年から長野県で信州沖縄塾を主宰。昨年の松川中学校3年生が発刊した「沖縄新聞」の取り組みでの指導など県内の小中学校などでの講演や、全県から署名を集め基地反対の新聞全面広告を掲載するなど、長野から沖縄問題に取り組んでいる。
ガラスに涼しげ模様 宅幼老所びすたりライフ
 大町市平の宅幼老所「びすたりライフ」(運営・みとろクリエイト、三戸呂三都子代表)は、ガラス容器を使った制作活動を行っている。15日は8人の利用者が体験した。
ガラスの空きびんなど涼しげな容器を利用して、お年寄りでも扱いやすい先が細くなったチューブ式の耐水絵の具で模様を施す入れ物作りを行った。
利用者は空きびんやグラスなど好みの容器に水玉やストライプ、草花などを夏らしいデザインを赤や青、緑や黄色などの色で描き仕上げた。
魚つかみとゴルフ 常盤上一で三世代交流
 大町市常盤上一地区の三世代交流会は17日、同地区上一運動公園や河川敷で開いた。家族で参加できる夏の恒例行事に、約100人の地域住民が参加。夏の日差しをいっぱいに浴びながら、魚つかみやグラウンド、マレットゴルフなどの体験をしておじいちゃん、おばあちゃん世代や孫世代などの異世代間交流を深めた。
メーンイベントとなった魚つかみは、高瀬川の増水のため、本流横にビニールシートに水をためて浅瀬をつくり、ニジマスを放流。子どもたちが水中を動き回り、ややにごった水のなかを泳ぎ回るニジマスを探して懸命につかまえていた。
本社で新聞作り体験 高瀬中の中村君と佐藤さん
池田町の高瀬中学校(中沢俊晴校長)2年生約90人は20日から22日までの3日間、職場体験学習を中信地区の41事業所で行っている。希望する職場で仕事を実践し、苦労ややりがいを学んでいる。
中村祐希君と佐藤愛深(まなみ)さんは、大糸タイムス社で、取材から印刷まで新聞作りを体験。特産品の製造現場や北アルプス展望美術館などを取材し、地元の経済や文化を支える仕事への理解を深めている。
ともにスポーツ楽しむ 松川でボッチャ交流大会
 松川村公民館の社会教育団体・環紀藹藹(わきあいあい、山崎眞由美代表)は18日、レクリエーションボッチャの交流試合をグリーンワークまつかわで開いた。支援が必要な障害者も健常者も幅広くともにプレーできるスポーツを体験を通じて広げようと、和気あいあいと楽しんだ。
交流会には7チーム21人が参加。大町市の小中学生によるボランティアサークル・ボラボラクラブのメンバーも訪れ、3対3の団体戦でともに交流した。初体験の子どもたちはボールコントロールに戸惑いながらも、楽しくプレーした。
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