2011年7月27日(水)付


イカダ上り小谷パワー 千葉県白子町の大会で健闘
 小谷村と姉妹提携を結ぶ千葉県長生郡白子町で24日、同町の夏の恒例イベント「イカダ上り大会」が開催され、小谷村から村職員らで構成する女性チームが参加。山国信州の女性パワーを発揮して健闘した。
 川の自然を見つめ直し、河川愛護の心を育てることを目的に、手作りイカダで白子町を流れる「南白亀(なばき)川」をさかのぼって勝敗を競う大会。川を上るのは全国的にも珍しい大会という。同村と姉妹提携が結ばれた平成7年に始まった。村では初回から欠かさず参加している。
災害時男女共同の推進 よりよいパートナーの集い
 大町市の日赤奉仕団平分団(西澤清分団長)と「よりよいパートナーとなるための集い」平地区実行委員会(海川明文会長)は26日、「災害時における男女共同参画の推進」をテーマに、災害時の炊き出し訓練や日赤講習会、東日本大震災被災地支援報告などを同公民館で開き約40人が参加した。両団体の合同開催は昨年に続き2回目。
打ち水で涼しく 客や通行人に呼びかけ 大町の塩入
 大町市九日町の塩入洋服店(塩入博仁店主)は県の節電事業「さわやか信州省エネ大作戦」に合わせて、体感温度を下げようと、客や通行人に打ち水を呼びかけ、あたりを涼しくしている。
東日本大震災の影響で節電が求められている今夏、同店は少しでも涼しさをと打ち水を実施。打ち水は気化熱を利用し、水が蒸発する際に熱を奪うことで涼しさが味わえる。
保育園生活楽しいよ 来入児と保護者開放日 しろうま

 白馬村のしろうま保育園で25日、来年度入園を希望する3、4歳児とその保護者を対象とした「しろうま保育園開放日」が実施された。
 未就園児に保育園が楽しいことを知ってもらい、在園児にも新入園児を歓迎し、仲間意識を高めることを目的として年3回実施している。プールを開放し、楽しく交流した。
地域特産学びスタート 八坂中でソバ種まき
 大町市八坂の八坂中学校(木我直由校長、生徒46人)は26日、ソバの種まきを八坂地区四辻のソバ畑で行った。種まきから収穫、そば打ちから食べるに至るまで、地域の特産物について学ぶスタートを切った。
生徒たちは約1000平方bの畑に、ぴんと張ったロープに合わせて溝を引き、まっすぐになるようにソバの種約10`をまいた。初挑戦の1年生も手なれた上級生を見習い、作業は順調に進んだ。
種まきは終業式の日に合わせて実施。収穫は11月14日に、韓国の生徒と交流しながら刈り取り・脱穀を実施。12月には、地域の高齢者らにそば打ちを学び、味わう。
 同校では総合的な学習の時間「やさかの時間」の一環として、約20年にわたり全校生徒でソバの栽培を体験。郷土の伝統的な作物を通じ、地域の食と農を学び、地域住民との交流をはぐくんでいる。
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7月の一覧
夕涼みコンサート 松川村のすずの音応援団
松川村公民館と住民ボランティアでつくる「すずの音応援団」はこのほど、住民の夏場の元気づくりにつなげようと、「夕涼みコンサート」を村リンリンパークで開いた。家族連れなど来場者約150人が太鼓の演奏とフラダンスなど、屋外でのステージを楽しんだ。
安曇野市のフラダンス教室の受講生でつくる「ロイヤルハワイアンズ」や、信濃国松川響岳太鼓子ども会が出演。常夏ならではのダンスや迫力ある演奏が披露され、北アルプス山麓に音色を響かせた。来場者の中には音色を聞き付け、会場を訪れた住民もいた。
コンサートは村公民館と、すずの音ホール屋外の環境整備などに取り組む応援団の「ガーデンクラブ」が、施設周辺の活用促進につなげようと、初めて企画した。