2011年7月28日(木)付


全国目指し大町で合宿 北信越国体 軟式野球チームながの
 長野県を会場に8月末から行われる北信越国体の軟式野球競技に、長野県代表として出場する「チームながの」。全県各地から集ったメンバーには、監督に大町市常盤西山の内山義彦さん、選手に大町市常盤上一出身で佐久総合病院所属の横澤成治郎さんを擁し、8年ぶりの全国出場を目指す。
メンバーは全県から集められた、20代から30代前半の15人。6月18、19日に上田市で行われた選考大会で選ばれた。4回目の選抜となる横澤選手は「メンバーの年も近く、なじみもいい。練習もいい雰囲気でできています。この雰囲気を変えずに試合に臨みたい。地元開催、ぜひ勝ちたい」と抱負を話す。「足も速く肩も強いいい選手」と内山監督の評価も高い。
北信越は8月27日から、県営球場に5県の代表が集う。10月に山口県で行われる国体の出場権をかけて競う。
選手たちは16、17の両日、大町市営球場で合宿を開き、大会に向けてチームの結束を強めた。
栂池動植物を一覧 えんでくマップ制作
 小谷村の栂池観光協会はこのほど、栂池高原周辺に生息する動植物を一つにまとめた、まち歩きの絵地図「栂池高原えんでくまっぷ」を制作した。県の元気づくり支援金の助成を受けて展開している、「歩きたくなる街づくりプロジェクト」の一環。「自然豊かな栂池にはたくさんの動植物がいっぱい。地図を手に散策を楽しんでもらいたい」と話している。
 栂池は日本でも有数の高層湿原の栂池自然園が知られているが、山ろくでも多くの山野草が自生し、多数の動物や昆虫に出合えるという。生物を気軽に楽しんでもらおうとマップ制作を企画した。
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7月の一覧
自然の実り味わう 野外活動ブルーベリー狩り 大町幼稚園
 大町市の大町幼稚園(関英晴園長)の年中・年長児33人は25日、野外活動でブルーベリー狩りを体験した。食物の実りに感謝しながら自然に触れる初めての取り組み。同市平でブルーベリーを栽培している園児の祖父からの誘いを受け実施した。
園児たちは牛乳パックをリサイクルした収獲カゴをさげ遠足気分で園バスに乗り込んだ。収穫時となった紫色の小さな粒を口にすると「甘くておいしい」と笑顔を見せ、一粒ずつ枝からもぎ取っていた。
そばづくり親子で 平公民館 探検隊ど〜ずら!結成式
 大町市平公民館(郷津任史館長)の親子体験型講座、そばづくり親子で探検隊「ど〜ずら!」は24日、同公民館で結成式を開いた。隊長で食育インストラクターの傳刀孝男さんを講師に、農業体験と食育学習を取り入れ豊かな人間性や生きる力を育むことをねらいに全11回開く。
講座はソバの栽培実習やそば打ちなどで、家庭ではできない体験で郷土食に興味を持つきっかけとし食育につなげていく。
芸術と地域結び10年 松川中ちひろボランティア
松川村の松川中学校の生徒有志は8月17日まで、安曇野ちひろ美術館で業務を手伝う「ちひろボランティア」を行っている。地元の子どもたちの美術館と来館者、地域を結ぶ取り組みはことし、発足から10年目を迎えた。
生徒たちは1年から3年生まで169人が夏休みを利用し、いわさきちひろの水彩技法を体験するワークショップの講師や、バックヤードまで館内を見学できる「美術館探検ツアー」の案内などに携わっている。ちひろ美術館ならではのにじみ絵作りを通じて来館者と交流し、芸術や地域の魅力を伝えている。
「おひさま」の舞台発 ご当地ゆうパックでPR 郵便事業信越
 郵便事業信越支社は9月30日まで、安曇野を舞台としたNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」のロゴをあしらった「ゆうパック」送り状ラベルを大北をはじめ中信各地のゆうパック取扱所で扱っている。
地域限定のキャンペーングッズを用いて、大町市などがロケ地となったドラマを通じて地域をPRする「ご当地ゆうパックキャンペーン」。NHKとのコラボは全国初という。
キャンペーングッズは、「おひさま」のロゴをあしらった送り状やステッカー。送り状には、宛先などを記す欄にロゴを印刷。欄外には「おひさまの舞台から発」と記し、観光客のお土産や荷物送付、お使い物などに利用することで、送られた人に当地をPRすることにつながる。