2011年7月31日(日)付


手作りの夏祭り 松川子どもプラン楽しむ
 松川村の児童クラブと子ども教室による「子どもプラン夏祭り」が30日、松川小学校で開かれた。あいにくの雨天となったが小学生や保護者ら約300人が訪れ、児童たちが趣向を凝らしたダーツや輪投げ、おばけ屋敷などで手作りの夏祭りを楽しんだ。
小学生の放課後の安全な居場所づくりをすすめる低学年児童対象の「児童クラブ」と、小学校高学年児童対象の「子ども教室」がともに行っている夏祭り。子ども教室が始まった2年前から規模を拡大して開いている。
大北地域からは3点 塩の道フォトコン入賞決まる
 第32回塩の道祭りフォトコンテスト(大糸タイム社など後援)の入賞作品が決まった。大賞には、兵庫県西宮市の宮田敏幸さんの作品「歩いた後は旨(うま)い弁当だ」が輝いた。入賞作品の展示は道の駅小谷で今月中にも開かれる。
 ことしのフォトコンテストには全国から36人165点の応募があり、長野フジカラーが審査を行い、大賞1点、準大賞2点、入選5点、佳作10点を選んだ。昨年の応募数は41人190点だった。
 大賞に選ばれた宮田さんの作品は、飛脚姿などした参加者が弁当を頬張り長旅の疲れを癒やす場面を写した。
美しい字 練習成果競う 大町で席書県地区大会
 第35回全国学生書写書道展((社)全国書写書道教育振興会主催)の長野県地区席書決勝大会は30日、大町市の西公園体育館で開いた。大町・松本・長野地区など県内各地の幼児から大学生まで75人が集い、美しく字を書くために積み重ねた練習の成果を競った。
同大会は、学年ごとに書の美しさの全国一を決める大会。小学生は楷書、中学生は行書など、学年ごとに課題が決められた作品を、20分間のうちに2枚書き上げ、優れたものを1枚出品する。作品は9月1日から東京都の日本教育会館で展示され、審査の中で各学年の1位が決まる。
乳児にふれ「命」学ぶ 思春期ふれあい体験学習
 大町市中央保健センター(降旗孝浩所長)は29日、思春期ふれあい体験学習授業を開き大町高校3年の女生徒10人が参加した。乳児とのかかわりで命の大切さを学び育児に関心を持ち母性を養うねらいで市の4か月児健診に合わせ行った=写真。
乳児とふれあう機会の少ない生徒たちが赤ちゃんを抱っこしたりオムツ替えを体験することで、表情や肌のぬくもりなど人形ではわからないことを直接学ぶ。母親から育児についての話や赤ちゃんの様子を聞きながら母性を養うきっかけとしている。
涼しい信州をPR 大町レディースら東京駅で
 県内の観光関係者による信州キャンペーン実行委員会は26日、東京都のJR東京駅で実施した「涼しい夏旅 さわやか信州」東京駅イベントで、夏の信州観光をPRした。大北・安曇野の市町村でつくる「大糸線ゆう浪漫(ろまん)委員会」は、沿線の観光地の魅力をアピールした。
ステージイベントでは、阿部守一知事や、吉本興業所属で「信州観光宣伝部長」に選ばれたお笑いコンビ「こてつ」や長野県出身の芸人「もう中学生」、県内各地のキャンペーンガールが登場。大北からは、大町レディースの茶屋道悠さんが、特産品のあたるじゃんけん大会などで地元の魅力を発信した。
大町の「おいしいもの」人気 ことし最初の荷ぐるま市
 大町市の「大町まちづくり協議会」(佐藤悟会長、事務局=大町商工会議所内)は30日、大町商工会館駐車場で「第1回信濃おおまち楽市楽座 荷ぐるま市」を開いた。
出店者が自ら乗りつけた軽トラックの荷台などで、農作物や食品、日用品などを販売する。当日は市内を中心に10軒の「おいしいもの」が集まり、雨の中を親子連れらの買い物客が訪れた。
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