2011年8月2日(火)付


白馬 「ものづくり」テーマに 子どもとお年寄り交流会
 白馬村子ども会育成会連絡協議会(工藤哲男会長)と白馬村老人クラブ連合会(佐藤昭典会長)共催の交流会が30日、同村役場で開かれた。核家族化が進み、子どもとお年寄りのふれあいや交流が希薄になっている昨今の社会現象をとらえ直し、積極的に交流することで相互の円滑な関係と社会性をはぐくもうと、昨年から実施されている。
 ことしは「ものづくり」をテーマに、多数の子どもとその保護者、老人クラブ会員など多数が参加して交流を深めた。
 ものづくりは、草木染、昔の遊びのはたきごま、身近な素材で作る紙ヒコーキ作りを体験した。草木染は紫米の米ぬかや木の葉など、自然の恵みを生かした素材で優しい色合いにハンカチを染め上げた=写真。
土砂降りのなかプレー 全国選抜少年サッカー
 第35回全国選抜・少年サッカー大町大会(大町市体育協会主催)は30、31の両日、大町市運動公園で開かれた。近隣や県内外から集まった36の少年サッカーチームが参加。決勝戦は、土砂降りの雨のなか行われたが、選手たちは強い雨にも負けずにボールを追い、激しい攻防を繰り広げた。
同大会は昭和53年の「やまびこ国体」で大町市がサッカー種目会場として選出された際に、プレマッチとして開催されたことをきっかけに、全国から多くの少年サッカーチームに呼びかけ始まった。
手作り屋台や花火 白馬 白嶺納涼祭楽しむ
白馬村の特別養護老人ホーム白嶺(川上明子所長)は29日、恒例の「白嶺納涼祭」を開いた。悪天候で、急きょ会場を室内に変更しての実施となったが、利用者や家族は職員の手作り屋台や花火などのアトラクションで楽しいひとときを過ごした。
 七夕飾りや紅白幕などで飾り付けられたホールは、屋外にも負けない祭りムード一色に変わり、利用者を喜ばせた。入所者のお年寄りはボランティアから浴衣の着付けと薄化粧をしてもらい、華やかないでたちで祭りに参加。地元の有志でつくる踊りグループや屋台などのアトラクションを存分に堪能した。
 祭りという非日常空間が、来場者の距離を縮めて一体感をつくり上げ、お年寄りたちは表情も明るく真夏の夕涼みを満喫していた。
チビッコ一日駅長笑顔 関電トロバースデー
 関電トンネルトロリーバス事業の営業開始日を記念した「トロバースデー」の1日、チビッコ一日駅長イベントが扇沢駅などで行われた。大町西小学校児童が一日駅長となり、バス発車合図や構内アナウンスなど駅長の仕事を体験した。
関電トンネルトロリーバスは昭和39年8月1日に営業を開始。営業開始日を記念日として、毎年イベントを行っている。7月30日から1日までは、「関電トンネルトロリーバスお客様感謝デー」として、駅入り口に縁日コーナーや地元特産品販売コーナーなどが設けられ、多くの人でにぎわった。
手作りみこしと踊り 小谷保育園夏まつり

 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児56人)で29日、恒例の夏祭りが開かれた。親子で祭りを楽しみながら、保護者同士も交流を深めようと、毎年開催。浴衣や甚平姿に身を包んだ園児と保護者が、手作りみこしや踊りで祭り気分を満喫した。
「良い味に育って」 りんごオーナー開園式 大町市
 JA大北(西山隆芳代表理事組合長)は30日、恒例のりんごの木オーナー開園式を大町市の国営アルプスあづみの公園大町松川地区で開いた。関東や中京圏から参加しているオーナー家族ら約100組・300人が、自らが契約するリンゴの木や契約農家と対面した。
オーナー制度は、グリーン・ツーリズムの先駆けとして市内リンゴ農家が中心に始めた事業でことし28回目を迎える。ことしは、北アルプスのふもと・大町市らしさにふれてもらおうと開園式を同公園で開催。オーナーたちが大町市の自然の豊かさにふれた。
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