2011年8月3日(水)付


就学前教育と連携 小谷小教諭が保育体験

 小谷村の小谷保育園で、小谷小学校の教諭による、初企画の一日保育体験が行われた。1つの村に1つずつの保育園・小学校という立場の中で、入学前の子どもたちが小学校に円滑なつながりを持ち、就学前教育と小学校の連携充実をはかろうという試み。5人の教諭が保育士となって、小学校とは違う生活リズムの保育活動に理解を深めた。
地域と交流も満喫 れんげ荘恒例夏祭り
 大町市平の救護施設れんげ荘(坂田和美所長)で30日、恒例の納涼大会が開かれた。ことしは東日本大震災を受け、節電のため例年より1時間開催を早めた。地域住民らも訪れ、盆踊りや花火大会などの催しを通して交流した。
あいにくの雨となり体育館での開催となったが、「多くの地域住民に参加してもらいたい」と開催を土曜日に。体育館は利用者や地域住民ら約250人で超満員。「やまびこ音頭」や同施設と姉妹施設の富山県八尾園の職員らによる「越中おわら節」が披露された。利用者や訪れた親子連れは、焼きそばやおにぎり、ゲームなど夏祭りならではの行事を満喫していた。
日ごろ鍛えた腕競う 北ア囲碁・将棋夏季大会
 大町市大町公民館の「北アルプス囲碁・将棋大会夏季大会」が31日、同館で開かれた。近隣を含めた中信地区や長野市などから有段者や一般の参加者約60人が参加。日ごろ積み重ねた腕を競い合い、実力を試した。
大会は長年、地域の交流を図るために、新春と夏季の年2回開いている恒例の大会。囲碁はスイス方式、将棋はリーグとトーナメント戦で行われた。
参加者たちは、日ごろ鍛えた実力を生かして次の一手を考え、静かな空気のなかで、盤に音を響かせていた。
初心者も海洋スポーツ 木崎湖カップカヌー大会
 大町市教育委員会は31日、第12回木崎湖カップカヌー大会を木崎湖B&G海洋センター艇庫前の湖面で開いた。小学生から一般まで22人が参加し、湖上でパドルさばきを競った。
同大会は、約30年前に内陸で海洋スポーツが楽しめるようにとできたB&G海洋センターを活用し、初心者でも楽しみながらカヌー競技に親しめる大会としようと開催されてきた。
グラジオラス咲く 小谷村の五十嵐さん育てる
 小谷村南小谷の五十嵐一男さんが、大久保地区で育てているグラジオラスの観賞用花畑の花が美しい花を咲かせ、訪れる人の目を楽しませている。
 もともとは自宅で楽しむために花を育て始めたが、徐々に株の数が増えたことから、近隣のお年寄りたちの憩いの場所にと、同地区の名所「眺望の里」にほど近い場所にある、自身の休耕田約10eに、本格的に育て始めた。
 球根を植える時期には近隣住民らが手伝ってくれるようになり、ことしは約30種類、6000株近くの球根を植えた。グラジオラスは1株で3本ほどに分かれて花をつけるため、現在は1万8000本もの色とりどりの花々が咲き乱れる花畑となっている。
名峰美化に協力 ごみ持ち帰り呼びかけ 白馬LC
 白馬ライオンズクラブ(徳竹禎三会長・会員22人)は30日、白馬岳登山口の猿倉荘前で、ごみの持ち帰りを呼びかける運動を展開した。会員11人が参加し、入山を前にした登山者にごみ袋を配布し、白馬が誇る名峰美化への協力を願った。
 ごみ持ち帰り運動は、同クラブ環境保全事業の一環で、夏山観光最盛期に合わせ毎年実施している。
 メンバーは同クラブオリジナルごみ袋を登山者に配布しながら、ごみゼロ山岳環境の推進に期待を寄せた。
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