2011年8月14日(日)付

国営公演「真夏の夕涼み」 入り口前広場無料開放
 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で12日から、「真夏の夕涼み」をインフォメーション棟入り口前広場で開いている。午後4時から8時まで、園入口の無料ゾーンを開放し、涼しい公園で夕方を過ごし、縁日や催しを楽しんでもらおうと企画。8月末までの毎週末、開く。
初日は、絵本美術館「森のおうち」おはなしの会が、「夏の夜の紙芝居」を講演。「でいらぼっちゃ」などの童話3話を、訪れた子どもたちの前で披露した。会場にはかき氷やジュース、射的やスーパーボールすくいなどの縁日も並び、にぎわった。

お盆の入り 墓参り 大北各地霊園に家族の姿
 お盆の入りとなった13日、大北各地の霊園などでは墓参りに訪れる家族らの姿であふれた。
 大町市霊園にも早朝から、盆休みに帰省した家族らが次々と訪れていた。墓地の草取りや墓石の清掃をするなか、供え物をし静かに手を合わせていた。
 同日午前は、時折り日差しが雲に隠れ、心地よい風も吹く過ごしやすい陽気となった。
墓地に続く沿道には、花など手にした子どもたちの姿もあり、お墓参りで、心落ち着く1日を過ごしていた。
 お盆は、先祖の霊を迎え供養する行事。盆入りの夕方、自宅前で迎え火をたき、先祖の霊を迎える。霊を送り迎えするための乗り物として、キュウリやナスの馬や牛を飾る習慣がある。
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8月の一覧
伝統球宴 頂点目指し 第86回安筑成年野球開幕
 池田町におけるお盆の風物詩となっている伝統の「第86回安筑青年野球大会」(同町野球連盟主催、本社後援)が13、14の2日間の日程で開幕した。中信各地から強豪ぞろいの22チームが参加し、伝統球宴の頂点目指し真剣勝負を繰り広げている。決勝は14日午後1時15分ころから同町農村広場で行われる。
 開会式は同町の高瀬中学校グラウンドで開かれた。前回大会を制した赤羽電気クラブの赤羽道明さんが「気迫と気合いと熱意をもってこの伝統ある大会にのぞみたい」と選手宣誓した。伊藤次夫大会長(同町野球連盟会長)は「実力を発揮し、心に残る大会にしてもらいたい」とエールを送った。
白馬森と人と 暮らし楽しむ食卓 テーブルコーディネート展
白馬村みそら野の「アートカフェ・森と人と」は10月2日まで、松本市在住のテーブルコーディネーター、赤松純子さんのテーブルコーディネート展を開いている。
 赤松さん自身が巡ったヨーロッパを中心とした世界15か国から厳選して直輸入した、一流会社50社による、あらゆる種類のスタイリッシュなテーブルウエア商材を一堂に紹介。美しく機能性に富んだ名器が、暮らしを楽しむ喜びにあふれた食卓を演出し、来場者の目をひいている。
 今回の震災を通じ、赤松さんは家族・周囲の人々との結びつきの大切さ、あたたかな食卓のある幸せを再認識したという。心豊かに暮らせる食空間や道具のあり方を考え、洗練された中にも遊び心を感じさせるアイテムを充実させた。
大町市 カシマツリ準備着々 16日から県内最大級野外ライブ
 大町市平の鹿島槍スポーツヴィレッジを会場に16、17の両日開く、県内最大級の野外ライブイベント「カシマツリ」の準備が進められている。会場のアートデコレーションを行う大町市の若手現代芸術家・山上渡さんが、12日から当日にかけて東日本大震災などで閉塞感があるなか希望や復興の兆しを表そうと、光のオブジェなど会場の装飾を行っている。
「湘南乃風」のHAN−KUNも出演するメーンライブは野外ステージで午後2時から4時半、続いて「かしまつりレゲエ祭」が午後5時から9時半。「DISCO NUTS Presents −THE SESSION−」は野外ステージで、「−HIP−HOP Stage−」は屋内ステージでそれぞれ午後10時からオールナイトで行われる。出演するアーティストは総勢約70人。