2011年8月19日(金)付


観光客と住民一つに 夏祭り3Days白馬
 白馬村のお盆を祭りで彩る「夏祭り3Days in白馬」がこのほど開かれ、浴衣姿の若者や家族連れなど多数の来場者でにぎわった。
 お盆の3日間、グリーンスポーツの森、八方、白馬駅前広場の3か所で、観光客と地元住民が一つになって夏の夜のひとときを楽しむ企画。13日はグリーンスポーツの森で「白馬の夏祭り」が開かれ、さまざまなイベントが実施された。
 屋台の出店、振る舞い酒や抽選会、八方太鼓や吹奏楽団「山の音楽家」の演奏、アフリカンミュージック&ダンスグループ「サブニュマ」のダンスなど、さまざまなイベントが行われ、熱気に包まれた。
 フィナーレに花火が打ち上げられると、祭りは最高潮に。尺玉やスターマインなど夜空を彩る光の競演に、来場者は拍手と歓声を上げながら見入っていた。
「五輪復活」白馬から 大学女子ソフトボール大会
 白馬村を会場に17日から「HAKUBA CUP大学女子ソフトボール大会」(同実行委主催、大糸タイムスなど後援)が開かれている。ことしは「五輪開催地・白馬から、ソフトボール競技の五輪復活を呼びかけよう!」をテーマに開催。熱い戦いが繰り広げられている。
 競技の普及と夏の観光の活性化を目指し、地元のソフトボール愛好者らが実行委員会を組織して3年前から開催。年々参加校も増え、今回は11チームが参加。村営北部グラウンド、のだいらパノラマコート、八方口グラウンドの3か所で予選リーグ、順位決定トーナメント方式で対戦している。地域住民らも多数が観戦に訪れ、うなりをあげる剛速球や、好守で盛り立てるバックといった、活気あるプレーに歓声をあげていた。
お盆入り込み17.7%増 個人客好調避暑地≠ノ アルペンルート
 立山黒部貫光は立山黒部アルペンルートのお盆期間中の入り込み状況(速報)を発表した。8月13日から16日までの4日間の集計で、入り込み数は4万7300人となり前年同期比で7100人(17・7%)増加した。
お盆に入って個人客が好調で、昨年を大幅に上回った。同社では要因として「期間全般が好天に恵まれたこと、8月に入って真夏日が続き節電対策の影響もあって避暑地として涼しいアルペンルートを選んでいただけたのではないか」としている。
小学生稚魚を放流 小谷村 姫川に親しみ自然大切さ知る
 小谷村青少年育成会(平林哲夫会長)はこのほど、村内の小学生を対象に、同村の下里瀬の姫川で稚魚の放流を行った。姫川上流漁業協同組合が主催する、水産資源保護のため毎年行っている事業の一環。次世代の子どもたちに姫川に親しみ、自然保護の大切さを知ってもらおうと、同漁協の協力を得て行っている。昨年は都合により中止となっており、2年ぶりの実施。イワナの稚魚2500匹を放流した。
 子どもたちは体長7〜8aの稚魚をながめ「魚の赤ちゃんかわいいね」と大喜び。稚魚をバケツに入れてもらい、川岸にかがみこんで1尾ずつそっと放していった。
 放流された稚魚が元気に泳ぎだしていくと、魚が無事に大きくなることを願い、手をふりながら見送っていた。
普天間かおりの歌声 観光親善大使ことしも 大町温泉郷
 大町温泉郷観光協会は13日、温泉郷内の森林劇場野外ステージで「第14回大町温泉郷サマーフェスティバル 森の中のコンサート」を開催した。大町温泉郷の観光親善大使を昨年から務めるシンガーソングライター・普天間かおりさんが出演、大町のファンと温泉郷の宿泊客らを前に、約1時間半のステージを繰り広げた。
普天間さんは沖縄県出身、大町温泉郷で10年ほど前からコンサートを行い、サマーフェスティバルは9年連続出演。同観光協会が作成したDVD「ようこそ信濃大町温泉郷」に使われている「空を仰いで」を含む全11曲を披露した。「大町のみなさんときずなを深めていく中で、観光親善大使に任命してもらえたことがうれしい」と普天間さん。各地のコンサートなどで大町の魅力を伝えている。
日焼けっ子元気に登校 大北小中9校始業式
 長い夏休みを終えて、大北地域の小中学校9校で18日、2学期が始まった。大町市立大町西小学校(幅下守校長)では、休み中のプールや旅行などで真っ黒に日焼けした子どもたちが元気良く登校した。
始業式では、5年生から「2学期の目標発表」が行われた。それぞれに「苦手な算数のテストで100点とれるようにしたい」、秋に行われる運動会に向けて「もっと足が速くなるようにがんばりたい」などがんばりたいことを発表していた。
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