2011年8月21日(日)付


県北部地震の復興支援 オリジナルTシャツ製作 白馬村スキークラブ
 白馬村スキークラブ(太田敏彦会長)は、県北部地震の復興支援を目的とした、オリジナルTシャツを製作した。復活を意味する「revival」の単語など刻んだ。今月26、27日のFISサマーグランプリジャンプ白馬大会の会場内で販売し、
売上金の一部を栄村に義援金として送る。
 Tシャツのデザインは村教育委員会スポーツ課の太田和也さん(35)が手がけた。正面に「revival」と「がんばろう日本」、背中に、私たちの気持ちが力になるの意「Power of our Hearts」と記した。
 TシャツのサイズはS、M、L、XLで200枚を用意した。価格は1枚1600円。
 Tシャツに合わせタオル(600円)も製作。Tシャツとのセット購入は2000円となっている。
 同大会では、東日本大震災で村内に自主避難している被災家族の無料招待や義援金箱の設置など予定し、被災地の早期復興を願う。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

8月の一覧
ひまわり里親プロジェクト参加 白馬中 福島の土浄化に協力
 白馬村の白馬中学校の生徒はこの夏、放射性物質の除去に効果があるとされるヒマワリを全国で育ててもらい、取れた種を福島県の民間団体に送る「ひまわり里親プロジェクト」に協力する。少しでも現地の土の浄化に役立てられるよう、ヒマワリの順調な生育に願いを込めて大切に育てている。
 プロジェクトは、福島発の種を全国に向けて販売し、趣旨に賛同した購入者が里親となってヒマワリを育て、秋に採れた種を福島県へ送り返してもらう仕組み。日本中を福島発のヒマワリでいっぱいにして「福島を忘れない」という思いを込める。将来的には福島の農地から放射性物質を除去して農地を再生させ、ヒマワリからとれるバイオエネルギーの活用などをめざす。
ベテラン選手 好試合 県選抜シニアGB予選 大町市
 大町市ゲートボール協会(川上善夫会長)は20日、シニアクラス男子65歳以上の県選抜大会予選を大町市運動公園屋内競技場で開いた。市内から4チーム、約30人の選手が出場。「われこそは」というベテランの選手らが日ごろ磨いた技術をみせた。
今回初めての開催という男子のみの大会。「ザ・大町」、高見町と美麻地区の混合チーム「高美」、「泉」、「借馬」の4チームが出場し、試合は総当たりのリーグ戦で行った。
選手らは普段ともにプレーしている仲間と連携して好試合を展開。ボールの軌道を考えたり緻密な計算をしながらも、男性らしい力強く豪快なプレーを見せていた。優勝チームは、11月に諏訪市で行われる、県内から80チームが参加する県大会に出場する。
初の全国でベスト8 バレーボール大町クラブ男子
 大町市のバレーボールクラブ「大町クラブ」の男子チーム(山崎智監督・15人)は、全日本9人制バレーボールクラブカップ選手権大会(日本バレーボール協会など主催)に出場し、初の全国大会でいきなりベスト8進出の快挙を達成した。
大町クラブは同大会県予選会で、昨年の準優勝を経て悲願の初優勝を飾り、8月11日から64チームが参加して静岡県で開催された全国大会に臨んだ。
 予選グループ戦を勝ち抜いて決勝トーナメントに進出し、1回戦は岐阜を2−1、2回戦は富山を2−0、3回戦では愛知を2−1で下し、目標としていたベスト8に進出した。準々決勝では、準優勝した第1シードの広島・工大附工クラブに0−2で敗れたものの、各選手の健闘が光った。
地域資源の大切さ実感 水土里ネット親水イベント
 大町市や市土地改良区などでつくる水土里ネットおおまち地域用水対策協議会(会長=牛越徹市長)は20日、水とふれあう恒例イベント・第12回「土・人・水」を平小熊原の越荒沢堰親水広場で開いた。家族連れなど市民約60人が参加し、草刈りや周辺整備、魚のつかみ取りなど通じて、地域を潤す水資源の大切さを実感した。
 同広場を流れる小川には約200匹のイワナやニジマスが放流され、魚影を追いかける子どもたちの笑い声が響いていた。本川へのイワナ放流もあった。
 会場には、ことしから始まった「案山子(かかし)コンテスト」に集まったユニークな作品も並び関心を集めていた。
健全育成へ連携深める 大町で市民大会
 第27回大町市青少年育成市民大会(市青少年育成市民会議主催)が20日、サン・アルプス大町で開かれた。市内学校関係者ら約170人が会し、分科会など通じ、心身ともに健やかな青少年の育成に向け連携を深めた。
 分科会は「子どもへのより良い理解」「青少年のよりよい環境づくり」「子どもを取りまく安全指導」「子育てを考え合う」をテーマに行われ、子どもを取り巻く課題の認識や解決策について意見を出し合った。