2011年8月25日(木)付


乗馬体験で癒やし 原発事故被災の子どもたち 白馬村
 原発事故の放射能の影響で、不自由な生活を強いられている福島県や茨城県の子どもと家族が、放射能から子どもたちを守るためのプログラムとして、白馬村岩岳の民宿を拠点に夏休み期間中を利用した長期保養を28日まで行っている。
 前期が3週間、後期2週間の滞在で、21家族、60人余の参加者が食事や掃除などともに助け合いながら共同生活を送っている。白馬での滞在を少しでも快適に過ごしてもらおうと、地元有志やスタッフが奔走する中、取り組みを知った地域や近隣市町村からは、安心安全の地場産食材の提供や、さまざまなボランティアを行うなど、物心両面の支援の輪が広がっている。
 23日は地元白馬村の馬場「リトルファームハッシー」を運営する橋本見保子さんの招待で乗馬を体験した。馬に乗ったり触れたりすることは、心身のストレスを癒やす動物療法として大きな効果があるといわれている。ほとんどが初めてという子どもたちは、指導員に助けられながら大喜びで馬にまたがった。高いところから見る白馬の風景は格別のようすで、気持ちよさそうに乗馬を楽しんでいた。
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8月の一覧
応募過去最多613点 てるてる坊主アート展 きょうから池田
池田町のシンボルを芸術作品として展示する、第5回「てるてる坊主アート展」(大糸タイムス社など後援)は25日から、あづみ野池田クラフトパークで始まる。県内外から過去最多となる613点の応募があり、個性豊かなてるてる坊主作品が、北アルプスと田園風景を望む屋外に並ぶ。
作品は子どもからお年寄りまで応募者が、身近な素材を使って工夫を凝らしたものばかり。東日本大震災を受け被災地復興を願うコメントが多く添えられた。なかには福島県南相馬市で被災した子どもたちが、夏休みを利用して同町を訪れた際、制作したものも含まれている。
地域の人に感謝招待 しらかば保育園交流会
 大町市平のしらかば保育園(長沢育子園長)は23日、地域のひとたちを同園に招き、地域交流会を開いた。園児たちの発表やクラスでの交流、給食を味わい楽しい一日を過ごした。
交流会は初の試み。園児の畑作業を手伝う近所の遠藤正さんや交流のある郷津任史平公民館長、地域の主任児童委員らが招待された。
遊戯室では幼児クラスの53人が鈴を施した色とりどりのうちわを手ににぎやかに遊戯を披露。各教室では「ジャンケン列車」や「いす取りゲーム」などを行った。年中クラスの「フルーツバスケット」に参加した郷津館長は、汗をかきながら子どもたちと夢中になり楽しんでいた。
年長児はいつも畑の世話や手伝いをしてくれる遠藤さんに感謝の気持ちを込めながら肩たたきでねぎらっていた。
人権考える集い 笑顔とあいさつ大切に タンザニアの女性講演
 市民一人ひとりが人権問題を自分自身の問題としてとらえ、互いを認め合い助け合いながら生きることの大切さを学ぶ、大町市の「人権を考える市民の集い−差別のない明るい大町市をめざして−」は24日、同市八坂の明日香荘で開いた。
八坂小学校5年生の意見発表やソンゲア女性と子どもの支援団体運営の小林フィデアさんの講演に約100人が参加した。
同校児童は「私たちのなかよし活動」と題し、全校児童55人が取り組んでいるあいさつ運動や花壇づくりなどを発表。6年生を中心とした縦割りグループの活動をとおして高学年の行動を低学年が学び、年々受け継ぎ伝統を築いていると話した。
小谷の豚出荷始まる 安全安心の地域食材定着
 JA大北と小谷村役場観光振興課が消費拡大に力を入れている同村特産の放牧豚「小谷野豚」の出荷が今月から始まり、JA大北小谷店で販売され人気を集めている。
 放牧野豚は中山間地域の農業生産の拡大と特産物の創造をめざし、JAの呼びかけで始まった事業。ケージなどで周りを囲っただけの山地に放牧し、約4か月育てて出荷される。今では安全安心の地域食材として定着した。
 店頭では主に毎週月・火曜日に販売。スライスやかたまり、ひき肉など、用途に応じた多種類のパックが並んだ。販売初日から多くの買い物客が訪れ、次々とパックを手にしていた。同店では12月ごろまで、野豚を販売する予定という。