2011年8月30日(火)付


五穀豊穣と風刺「奴唄」 大宮諏訪神社で例大祭 小谷村中土
 小谷村中土の大宮諏訪神社の例大祭が28日、神社境内で開かれた。県の無形民俗文化財に指定されている伝統芸能の「狂拍子(くるんびょうし)」と、神様への五穀豊穣祈願と社会風刺が盛り込まれた「奴(やっこ)唄」が奉納され、珍しい祭りを見ようと多くの人々でにぎわった。
 奴唄は、為政者に対し日々の不満を歌に込め、ハレの日の祭りの一日だけ、無礼講として披露することが許されたことから始まった地域の伝統芸能。歌詞は毎年地域住民が知恵を絞って決め、当日まで固く秘密とされている。
 ことしは1番に大雪と猛暑、2番に松本久志村長村政への期待、3番に東日本大震災への復興を願う気持ちをこめた唄が披露された。
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8月の一覧
虫送り健康や豊作願う 大町市平二ツ屋で伝統行事

 流行病や農作物の害虫を追い払う伝統行事「虫送り」が27日、大町市平二ツ屋で行われた。地元小学生を中心に多くの住民が参加し、健康や豊作など願った。
 虫送りは、害虫をくくりつけワラ人形を集落境まで運び焼き捨てる行事。かつて多くの集落で行われていたが、現在まで続く場所はごくわずかという。
信州ブルースターズV2 大糸杯TSC選手権
第20回大糸タイムス杯TSC(大北ソフトボールクラブ協議会)選手権大会が28日、常盤上一グラウンドで開かれ、大町市の社会人チーム・信州ブルースターズ(小林鉄朗監督)が連覇を果たした。
 県ソフトボール連盟に加盟する大北地域の6チーム、県内強豪の招待2チームによるトーナメント戦により争われた。
 順当に勝ち上がった信州ブルースターズの決勝の相手は安曇野フェニックス(安曇野市)。ともに全国出場経験のある強豪同士の対決となった。
 信州ブルースターズの甲斐澤慎二投手が相手攻撃を1安打に抑える好投。攻撃では甘い球を逃さず小刻みに点を重ね、4対0で2年連続2回目の優勝をつかんだ。
白いソバの花満開 「おひさま」舞台にぎわう 大町市中山高原
 放映中のNHK連続テレビ小説「おひさま」の舞台として知られる大町市の中山高原で、ソバの花が満開を迎えた。番組のクライマックスを前に、作品の舞台の盛りを一目見ようと、訪れた観光客らでにぎわっている。
起伏のある高原には、一面に白いソバの花が咲き、情緒ある信州らしい風景を作り出している。「おひさま」人気を受けて観光客の姿も多く、地産品の出店はにぎわい、県外ナンバーの車も並んでいた。27日には約1000人、28日には約1500人が訪れたという。
同高原では昨年8月、クランクインに先駆けてソバ畑での先行ロケを実施。主人公「陽子」を演じる井上真央さんらが満開の白いソバの花に囲まれる番組の象徴的なシーンを撮影し、全国のお茶の間に放映された。
消防団活動身近に 「地域を守る」初のフェスタ
 消防団活動に親しむ初のイベント「〜地域を守る市民のつどい〜消防フェスタおおまち2011」は28日、市運動公園多目的広場で開いた。防災体験コーナーやパフォーマンスのステージなどが設けられ、多くの家族連れでにぎわった。
イベントは大町市消防団(福島佐智夫団長)の有志が実行委員会を組織、市の「きらり輝くまちづくり事業」の助成を受け開催した。市内の関係団体が会場を盛り上げようと協力し、大町青年会議所は子どもたちに人気のヒーローショーを企画した。
来場者は煙体験や地震体験など、体験コーナーを結ぶウオークラリーで、災害対策を実践した。AED講習では地元サッカー少年らが、使用方法や効果など消防団の説明に聞き入っていた。
大震災想定実践的に 松川村で総合防災訓練
「防災の日」(9月1日)にあわせ、松川村と村自治防災会は28日、総合防災訓練を松川小学校で開いた。東日本大震災を受け、同規模の地震を想定した実践的な訓練を行い、住民の災害に対する意識高揚を図った。
訓練は県中部を震源にマグニチュード8・0の直下型地震が発生、村内で家屋の倒壊など被害がでたという想定で実施。参加者400人以上が災害時支え合いマップを活用して避難し、地震体験車や初期消火、非常食の炊き出しなどを体験した。