2011年8月31日(水)付


ペットボトル救命具 大町西小で着衣泳初講習
 大町市大町西小学校(幅下守校長)の3年生47人は30日、初の「命を守る着衣泳」を取り入れ、本年度の水泳学習を締めくくった。
 水難事故が相次ぐ中、とっさの事故から自分の命を守るために効果的な動作「背浮き」などを学び、いざと言う時の対応を身につけるねらい。
 講師は日ごろ、人命救助などで活動する一般社団法人水難学会の着衣泳指導員の5人。着衣泳を身につけることの利点を小学生に理解しやすいようにと、水辺で遊んでいて落ちてしまった時などの寸劇を交えながら指導した。
スポーツで住民親睦 秋の気配 常盤地区運動会
 第46回常盤地区運動会(大町市常盤公民館主催)が28日、大町南小学校グラウンドで開かれた。1000人に迫る住民が参加。時折り吹きぬける心地よい風に、秋の気配を感じながら、スポーツを通じて親睦を深めた。
 7分館による対抗戦で争われ、長縄跳びやリレー、むかで競走など16種目に挑んだ。グラウンド内は、仲間を応援する声援が響き渡るなど活気にあふれていた。マラソン一般の部では大会新記録が飛び出すなど盛り上がりを見せた。
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8月の一覧
トウモロコシ400本贈る スキークラブと福祉施設へ 白馬LC

 白馬ライオンズクラブ(徳竹禎三会長、会員22人)はこのほど、同クラブが管理栽培している「ふれあい農園」で収穫したトウモロコシ約400本と会員が持ち寄ったジャガイモなどを、村のスキークラブと東京世田谷の児童養護施設「福音寮」に贈った。
 スキークラブは、昨年に続き、白馬ジャンプ競技場で26、27日に開催された2011FISサマーグランプリ白馬大会の会場でトウモロコシなど販売。売上収入を活動資金に充てるという。
旬の夏野菜利用法 小谷食と農考える集
 小谷村の中土観光交流センターやまつばきでこのほど、「第5回おたり食実践塾」(小谷村の食と農を考える集い主催・横澤かつ子代表)が開かれた。村の女性有志で構成するグループが、昔ながらの伝統食の作りかた、食にかかわる経験を地域や次世代に伝承する企画。乾燥野菜の作りかたと水菜の調理法を学び、今が旬の夏野菜を上手に利用する方法についての知恵を披露しあった。
 夏野菜は自家栽培する人も多いが、収穫の時期が集中することから消費が追い付かず、豊作に逆に困ることも多いという。メンバーらはそうした声を受け、乾燥させることで分量を一気に減らし、長期保存が可能な乾燥野菜に着目。昔の知恵に現代の技術を駆使して、あらゆる種類の乾燥野菜作りに熱心に取り組んでいる。今回は各種レシピの中からナスやカボチャ、ズッキーニの保存法・調理法を伝授した。
スズムシとふれあう 松川ちひろ公園 クリスタルシンフォニー

 松川村観光協会は27日、村のシンボル・スズムシとふれあうイベント「クリスタルシンフォニー」を、安曇野ちひろ公園で開いた。村内外から訪れた家族連れがスズムシ採取などを楽しみ、初秋の地域に親しんだ。
 イベントは昨年の「スズムシ保護条例」施行後初の開催。村の許可を得て、住民有志が育てた約1500匹を放虫した。参加者は捕獲用の紙コップを手に、明かりや鳴き声をたよりに、スズムシを探していた。
独創的 5部門の大賞 てるてる坊主アート展
 池田町のシンボル・てるてる坊主を芸術作品として展示する、第5回「てるてる坊主アート展」は最終日の28日、受賞作品の表彰式を町クラフトパークで開いた。県内外から寄せられた過去最多619点を審査し、独創性に富んだ5部門の大賞が決まった。
 全作品から芸術性に優れたものを選ぶ芸術部門では、池田工業高校2年・矢口達也さん(16)=池田町=が、学習の成果を生かした「エコ」な作品で受賞。身近な廃材などを材料に、ソーラーパネルとLEDで発光するユニークなてるてる坊主を出展した。
写真=芸術部門大賞