2011年9月2日(金)付


長寿祝うステージに笑顔 白馬村 お年寄り招き敬老会
 第25回白馬村敬老会が31日、役場に隣接する多目的ホールで開かれた。村内の75歳以上のお年寄り約200人を迎え、音楽やマジックなどのステージでもてなし、長寿を願った。
 敬老会は村住民福祉課が主体となり、村民生児童委員の協力を得て開催した。「上を向いて歩こう」など、なじみの音楽が流れると、口ずさみながら手拍子するお年寄りの笑顔が広がっていた。
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9月の一覧
悪徳商法手口知って 大町消費生活センターがロビー展
 大町市の消費生活センター(市役所内)は16日まで、悪徳商法や振り込め詐欺などの手口の事例を紹介し、被害を未然に防ぐためのパネル展示を市役所1階ロビーで行っている。大町市内では先日50代女性が合計279万円をだまし取られたオレオレ詐欺事件が発生したばかりで、発生事例の多い悪徳商法とともに注意を呼びかけている。
展示では、最近全国的に横行している訪問買い取り詐欺の手口、低金利などをうたった貸し金で保証金をだまし取る「貸します詐欺」や「架空請求詐欺」など、さまざまな手口をイラストを交えてわかりやすく紹介している。被害を防ぐために、はっきりと「いらない」ということや周囲に相談することなどを伝えている。
未成年の飲酒防止を 北安小売酒販組合が啓発
 北安曇小売酒販組合(茨木政通理事長)は1日、未成年の飲酒防止を呼びかける啓発活動を大町市のJR信濃大町駅前で行った。呼びかけには同組合員や問屋、大町税務署や大町署から約10人が参加。高校生ら未来ある子どもたちや飲酒管理する立場の大人に未成年飲酒防止を呼びかけて、健全な青少年の成長を願った。
参加者たちは登校途中の高校生や出勤する会社員に啓発ポケットティッシュを配布。「未成年の飲酒はやめてください」「いってらっしゃい」などと声をかけていた。
安心して暮らせるために 大町市 認知症を考える講演会
 「認知症を考える講演会」は1日、大町市のJA大北会館アプロードで開いた。認知症介護研究・研修東京センター研究部副部長の永田久美子氏が講演し、認知症になっても安心して地域で暮らしていくための知識や考え方、事例を述べた。
認知症は、脳の中で生じた病気によって記憶や理解・判断などが低下し、これまで暮らしていた職場や地域、家庭での生活が困難になる状態。身体や心、ストレスなどの暮らしの状態が脳に影響するとし、早い時期での気づきと理解が大切で、医者や介護者にまかせきりにせず、また家族で抱え込むのでなく、力を合わせて改善することが大切とした。
永田氏は、地域の理解や支援が本人や家族に欠かせないとし、「認知症はごく身近なこと。住み慣れた地域でどうやって安心して暮らせるか、一緒に考えてほしい」と話した。
親子で手作り白玉パフェ 松川で桃太郎教室
松川村公民館は31日、未就園児の親子を対象にした「桃太郎教室」の第3回を村すずの音ホールで開いた。参加者約30組60人が、教室のOGでパティシエの重田綾子さんを講師に、手作りの白玉を使ったパフェ作りを学んだ。
 講座では安心安全な食材を子どもたちに提供しようと、カボチャやゴマなどを混ぜ込んで着色した白玉を使った。参加者が色とりどりの生地を組み合わせて、動物や顔など思い思いの形で白玉を調理。互いに披露しあいながら「かわいい」と声をあげていた。
「桃太郎教室」は本年度、親子のふれあいや、子育てに取り組む保護者の情報交換の場として、3月までの全10回で開講。「団塊倶楽部」など住民を講師にした講座で、地域との交流も図っている。