2011年9月8日(木)付


落語や料理楽しむ 白馬神城 ミニデイサービス

 JA大北女性部神城支部佐野地区はこのほど、同地区の高齢者を対象とした「ミニデイサービス」を開いた。地区の高齢者の健康維持と地域のコミュニケーション向上を目的に、神城地区の4会場で毎年開いている事業の一環。多数のお年寄りが参加して、落語や料理を囲んでの昼食会で楽しいひとときを過ごした。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

9月の一覧
小中生から力作314点 防犯ポスター優秀作品決定 大町署
 地域の犯罪抑止を図る、防犯ポスターの審査会は6日、大町署(池田幸市署長)で行われた。ことしは大北地域の小中学生から、昨年より59点多い314点の作品が寄せられた。人々の心に犯罪の防止を訴える優秀な作品を選んだ。
審査には池田署長や大町高校美術担当の川又啓一教諭、副署長、各課課長らがあたり、じっくりと一枚一枚の作品を見ていった。防犯の訴えが伝わりやすいか、配色は見やすいかなどに重点を置きながら優秀作品を選定した。文字が丁寧に描かれたものやインパクトのある作品が選ばれていた。
「地蜂せんべい」CM制作 仁科台中1年生 大町の特産品PR
 大町地蜂愛好会(降籏弘会長)がつくっている大町の特産品「地蜂せんべい」を5日、仁科台中学校1年生が取材した。総合的な学習の時間の講座「発信!大町市」の一班で、大町市の特産品である地蜂せんべいをPRするCM制作に取り組む。大町市で誕生した珍しい名物を広めていく。
ことし発足10年を迎える同会が、珍重されている蜂の子に比べて、あまり食されない親蜂を有効利用できないかと数年前に考案した地蜂せんべい。生徒たちは「インパクトがある良い題材」と考え、取材を決めた。完成した作品は9月末に同校で行われる総合学習発表会「蓮華祭」で発表するほか、優秀な作品はABNの「ふるさとCM大賞」に応募する。
自殺予防を呼びかけ 大町保険福祉事務所 松川で街頭キャンペーン
自殺予防週間(9月10日〜16日)にあわせ、大町保健福祉事務所は5日、自殺予防を訴える街頭キャンペーンを松川村の西友松川店で行った。家族や友人など周囲の変化に気を配る、専門家へ早めに相談するなど、予防策を呼びかけた。
キャンペーンは県内の保健福祉事務所などが、全県一斉に啓発活動を展開した。同店の店頭では、職員4人がのぼりを掲げ、啓発文を載せたポケットティッシュを来店者に配布した。
徘徊検知マット寄贈 郵政福祉信越本部が社協へ 松川村
日本郵政グループの社員でつくる財団法人・郵政福祉信越地方本部(大澤正史本部長)は5日、認知症患者の徘徊(はいかい)を検知する「キャッチアップセンサーセット」を松川村社会福祉協議会に寄贈した。
同本部は職員の福利厚生のため事業を進める一方、自然環境の保全や青少年の健全育成、社会福祉の推進など公益事業も展開。地域貢献の一環として松川郵便局を通じて村社協から希望を聞き取り、共済掛け金の運用益の一部を寄贈品の購入に充てた。
センサーはマット上の圧力を感知し、事務所などに置かれたワイヤレス受信機で音声により知らせる。施設を利用する認知症患者のベッド周辺や部屋の前などに設置し、徘徊防止に役立てられる。
珍しい板状石造卒塔婆 大町の山寺廃寺跡から発掘
 発掘調査が進めらている大町市社の山寺廃寺跡で大北地方では極めて珍しい、板状(ばんじょう)石造卒塔婆(そとうば)が発見された。墓の供養のために置かれたもので約750年前の鎌倉時代のものと推察されている。
卒塔婆は、山寺廃寺跡の墓地跡の高瀬川の偏平な石が配石された場所のごく浅い土のなかから発掘された。縦約10a、横12a、厚さ約2aの砂岩製で、縦約17aあったものの下の部分と推察されている。