2011年9月16日(金)付


白馬の自然 作品で表現 五竜エスカルプラザで展示会

 白馬村の白馬五竜エスカルプラザを会場に、村内外のアーティスト4人の作品を紹介する展示会が開かれ、観光客らが芸術の秋を堪能している。
 ジャンルは違うが作品にかける熱い思いはみな同じ。ここでしか見られない作品も数多く、来場者の感動を呼んでいる。
震災テーマに生徒会企画 30日白馬中で総合発表会
 白馬村の白馬中学校は30日、総合発表会の特別企画としてウイング21を会場に東日本大震災をテーマとした生徒会企画を行う。「絆〜笑顔の蕾・今咲き誇れ〜」を合言葉に、パネルディスカッションと、沖縄出身のシンガーソングライター・ユキヒロさんのチャリティーコンサートを開く。両イベントとも広く一般公開し、多くの来場を呼びかけている。
 パネルディスカッションは東日本大震災で感じたこと、これから自分たちでできることなどを各学級の代表者が討論し、生徒が日本のこれからを一丸となって考えあう。
てるてるお守りで町おこし 池田町 八幡神社 例大祭向け入魂・清祓式
池田町の八幡神社で14日、秋の例大祭に向け、町のシンボル・てるてる坊主をあしらった「てるてるお守り」の入魂・清祓(きよめはらい)式が開かれた。池田らしい授与品で町おこしを図ろうと、初めて企画された。
 お守りは町出身の作家・浅原六朗が作詞した、童謡「てるてる坊主」にちなんでデザインされた。2色が用意され、金色の糸でてるてる坊主と「信州池田」の文字が刺しゅうされている。
神事には「浦安の舞」を奉納する池田小学校の児童8人と氏子が出席。配布するお守りが、参拝者の願いをかなえてくれるようにと期待を寄せた。
元気と活気 荷ぐるま市 大町 キラリ★仁中3学年隊も
 大町市の大町まちづくり協議会(佐藤悟会長、事務局=大町商工会議所内)はこのほど、大町商工会館駐車場で「第3回信濃おおまち楽市楽座 荷ぐるま市」を開いた。市内外から軽トラックや移動販売車で集まった「おいしいもの」を求め、開幕時間の午後2時には、多くの買い物客が来場した。
出店は昨年5回開催された前身の「軽トラ・荷ぐるま市」を通じて最多の17店。野菜、果物、農作物加工品、おやき、洋菓子などの人気店に、仁科台中学校の「キラリ★仁中3学年隊」が加わり、ダンスの披露や手作り品の販売を行った。生徒たちは販売を通じて、東日本大震災の被災地への義援金を募った。
当日は、本通り一帯を会場に行われた「第4回北アルプス三蔵呑(の)み歩き」と同時開催で、にぎわいは午後5時の閉幕まで続いた。
アルプス第一交通 大町初のEVタクシー 環境配慮した観光PR

 大町市のタクシー会社・アルプス第一交通(上條良民社長)は15日、タクシー車両として市内で初の電気自動車(EV)を導入したと発表。同日から信濃大町駅前を中心に営業を開始した。立山黒部アルペンルートは環境に配慮した観光ルートとしてPRに取り組んでおり、長野県側玄関口への配備は追い風となりそうだ。
敬老の日に「長寿弁当」 白馬村 社協が配食サービス
 白馬村の社会福祉協議会は13日、村内の高齢者を対象とした「季節のふれあい弁当配食サービス」を実施した。高齢者の体に合った、栄養バランスを考えた食事の提供で、安否を確認したり、孤独感を緩和することを目的とした事業の一環。北城・神城地区の2か所で年3回行っている。
 今回は敬老の日にちなみ「長寿弁当」と題し、ひと足早く秋の食材を取り入れた華やかな弁当でお年寄りの長寿を祝った。同村の食生活改善推進協議会・深空と八方口地区のメンバーが調理を担当。民生委員らが神城地区のお年寄り宅に配って歩いた。
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