2011年9月20日付

長寿祝いメッセージ　大町地区で敬老会
　大町市の大町地区敬老会は「敬老の日」の19日、同市文化会館で開かれた。ことしの大町地区の敬老対象者（75歳以上）となる人は２３５７人で、式典には約９００人が出席し、これからの健康、長寿を願うとともに、これまでの労をねぎらった。
式典では、敬老対象者を代表して、子どもたちから松島頼之さんと朝野歌子さんに花束が手渡された。お祝いのメッセージ披露では、大町東小学校６年の宮坂直弥君が「もっとぼくたちにいろいろと教えてください。ぼくが大人になるまで長生きしてほしい」と、日ごろの感謝と健康を願った。
　歌手の水前寺清子さんによるアトラクションのコンサートもあり、懐かしい歌声を楽しんでいた。

信州の地酒で一斉〝カンパイ〟　大町の折弁　県内フェス参加
　信州の地酒で長野県内一斉にカンパイするイベント「カンパイＦＥＳ２０１１」が、15日午後６時30分に行われた。大町市東町の折弁（荒川松子支配人）は、９月の「折弁お酒をたしなむ集い」を同時開催、参加者56人がカンパイに加わった。
同フェスは県内の酒蔵・酒販店などを中心に、有志で作る「信州醸熱和酒（小山英浩会長）が主催。昨年９月15日に飲食店など約１８０か所の会場で第１回を行い、参加者は６７４４人だった。ことしは会場が３２１か所に増え、長野朝日放送のニュース番組内で、長野市の会場からカンパイの模様を生中継、目標とした１万人を上回る１万８６８人が参加した。

中之郷　２度目のＶ　池田ママさんバレーリーグ
第22回池田町ママさんバレーボールリーグ戦大会（池田町・町体協ママさんバレーボールクラブ主催、大糸タイムス社後援）は16日、閉幕した。中之郷チームが３か月にわたるリーグ戦を制し、17年ぶり２度目の優勝を果たした。
大会は各地区から出場した11チーム約１５０人が、総当たり１回戦で試合を展開。昨年度優勝の正科チームが２位、数年ぶりにリーグ戦に復帰した内鎌チームが３位に輝いた。

ミニSL楽しんで　白馬幼稚園児を招待　トレインパーク
　白馬村和田野のログコテージ・エポック敷地内の「白馬ミニトレインパーク」の太谷真由己代表はこのほど、信学会白馬幼稚園の園児を招き、ミニＳＬ乗車体験を行った。地元の子どもたちにミニＳＬを楽しんでもらおうと毎年無料で招待。林の中を走る本物さながらのミニＳＬで、小さな旅気分を楽しんだ。
　同施設は森林内の敷地にミニ鉄道の軌道を常設。太谷代表が観光地の白馬に、小さな子どもたちでも楽しめる施設をと、一つひとつ手作りで整備した。「Ｏ．Ｓボールドウインモーガル」「デキ１００」「ティッチ」など、かつて国内外で活躍した蒸気機関車や初期型電気機関車の運転・乗車体験が楽しめ、県内外から人気を集めている。

秋めく湖　ワカサギ釣り　大町　木崎湖で感謝祭

　第４回木崎湖秋の感謝祭わかさぎ釣り大会（木崎湖温泉観光協会主催）が19日、開かれた。県内外から家族連れなど約50人が参加し、秋めく木崎の自然に親しみながら釣りを楽しんだ。
　同大会は、釣りを中心とした木崎湖ファンへの感謝込め、参加費無料て開催。宿泊券など豪華景品が当たるじゃんけん大会や、とん汁振る舞いなどでもてなした。

「振り込め詐欺注意して」　白馬の八十二銀行で啓発
　大北防犯協会連合会と大町署はこのほど、白馬村の八十二銀行白馬支店で振り込め詐欺の被害に遭わないよう、来店客に呼びかける啓発活動を行った。
　署員や連合会会員とともに同支店職員が参加。出入り口前で、注意を促すチラシとポケットティッシュを来店客に手渡し、署員が悪質化する詐欺の手口や対処法を説明。防犯意識を高めてもらうよう訴えた。
振り込め詐欺は、「電話番号が変わった」などと身内を装い、お金の無心をする手口。安易にうのみにせず、家族にしっかり確認を取ったり、相談したりするように呼びかけた。管内ではことしに入って２件の被害が発生している。
　同行の浅野弘貴支店長は「地域住民の皆さまの大切な財産を、卑劣な手段で奪われることのないように、しっかりと守っていきたい」と話していた。