2011年9月24日(土)付


大町市社 地域の文化財学ぶ 山寺廃寺現地で見学会
 大町市文化財センター(島田哲男所長)は23日、同市社で発掘調査を行っている山寺廃寺の現地見学会を開いた。平安時代の終わりから室町時代にかけて市内で栄えた大規模な山寺跡を公開し、地域の貴重な文化財の姿を伝えた。
市民約20人が参加。島田所長の案内で発掘現場を見て歩き、鐘楼跡とされる人口の築山や参道を囲んだ石垣、別当寺跡や祭壇跡などを見て回った。当時は大北地域の人口が5000人程度の中で、仁科氏のもと大規模な工事で寺が作られた様子をしのんだ。
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9月の一覧
ふるさとの歴史学ぶ 白馬で文化財紀行
 白馬村公民館の公開講座「白馬の文化財紀行」が19日、開かれた。村内の文化財審議委員を講師に自然から歴史文化まで、ふるさとの歴史の厚みを学習していく企画。今回は「秋の文化財巡り」と題し、審議委員の嶺村徹さん、民俗・日本思想家の田中欣一さんを講師に、同村塩島・新田・切久保方面を歩き、地域の文化について学びを深めた。
 塩島城址(し)や専念寺を見学。同地区は鬼無里街道と千国街道が交わる交通の要衝として知られ、多数の伝説が残り、見どころも多い場所。謀反を疑われた城主の居城の遺構や多数の石仏群に、往時をしのんでいた。
秋の味覚 キノコ並ぶ 小谷の直売所にぎわう
 秋の味わい、地物のキノコが小谷村の直売所などで並び始めた。残暑が続いて心配されたが、中旬に入り気温が下がり雨も降ったため、一気に生育した。産直施設は秋の味覚を待ちかねた多くの人でにぎわい始めている。
 栽培農家の一人、北雨中の農家・元村致文さんの直売所には、自宅近くの畑で手がけている、原木栽培のマイタケが並んだ。丹精込めて育てたマイタケの出来は上々で、大きいものは数`台のずっしりとした重量のものも。
原木でも天然に勝るとも劣らない香りで、肉質もしっかりしてみずみずしい食感という。元村さんは「原木は豊作。天然ものにも期待したい」と笑顔で話していた。
おはやしにのせ山車 池田町 伝統の八幡神社例大祭
 池田町伝統の八幡神社例大祭は23、24の両日、行われている。初日は旧池田町8地区の山車(だし)が町内を練り歩く舞台引きが行われ、おはやしの音色にのせて綱を引く、若衆の威勢の良い掛け声が響いた。
例大祭は北安曇郡内最大級の祭りとして、秋の池田の賑わいをつくっている。加藤清正や弁財天などの人形を乗せた各町の個性あふれる舞台が特色。おはやしを演奏する子どもたちや采配を振る若衆を乗せで各地区を出発し、祭典旗に率いられて神社を目指した。
 境内には多くの参拝者が訪れ、並んだ出店が祭りムードを盛り上げた。町観光協会が来場者に祭りと親しんでもらおうと、アナウンスを通じて各地区の山車を紹介した。
24日は午前7時半から、高さ3bを超える2艘の「お舟」が、神社を発着点に町内をめぐる、船曳(ひ)きが行われる。
森林浴 癒やし体験 小谷村鎌池で散策大会
 小谷村と社会医療法人・城西医療財団は19日、小谷村北小谷の健康増進施設「Sウェルネスクラブ小谷」や小谷温泉上部の鎌池を会場に「森林散策9・19大会」を開いた。多数の参加者が森林セラピーと水中運動などを体験した。
 鎌池で開会式が行われ、村が認定した森林セラピーインストラクターの案内で、池の周りをのんびりと散策した。
 森の清浄な空気を存分に吸い込む「呼吸法」を体験したり、木々の香りや葉音、土の感触を感じたりと、五感をフルに使った森の楽しみかたが提案された。自分の体を自然に戻すという、一歩進んだ森林浴で心と体の癒やし効果を体感した。
ダイヤモンド婚に拍手 びすたりライフで交流
 大町市平西原の宅幼老所・びすたりライフ(三戸呂三都子代表)は23日、地域との交流イベント「よっといで!びすたり」を開いた。利用者や地域の子どもたち、小地域福祉ネットや老人クラブ、三戸呂さんがこれまで市内で重ねてきたアート活動で広がった仲間たちら老若男女約100人余が集い、触れ合った。
イベントは大町高校吹奏楽部の演奏で幕を開けた。手作りの知恵の輪やガラスアート、市内の若手芸術家らによる全員参加アートなどの企画が行われた。
来場者みんなで祝う結婚60年の「ダイヤモンド婚」には、同施設を利用する勝山千里さん(86)と夫の寿さん(84)がタキシードとウエディングドレス姿でステージに上がり、来場者は拍手やしゃぼん玉で祝った。結婚当時は戦時中で式を挙げられなかったという二人は、大勢の祝福に「ありがとうございます」と幸せそうな表情を浮かべていた。