2011年9月25日(日)付


サマークロカン力走 白馬スノーハープで記録会
 白馬村スキークラブはこのほど、同村白馬クロスカントリー競技場スノーハープで「サマークロスカントリー白馬記録会」を開いた。県内のスキークラブやスキーチームなどに所属する小中学生や一般選手ら200人余がエントリー。日ごろの練習の成果を発揮し、さわやかな汗を流した。
 競技は年齢・男女ごと6つのグループに分かれ、2・5`のコースを周回する個人競技と、個人競技のチーム内上位で男子4人、女子3人の合計タイムで決定する団体戦が行われた。
 選手は抜きつ抜かれつの攻防を繰り広げながら、起伏に富んだコースを力走。今大会は、冬季に取り組む競技に向けて、夏季トレーニングの総仕上げの意味を持つといい、ライバルと刺激しあいながら競技力向上に臨む姿に、冬シーズンへの意気込みが感じられた。
舞台とお船 秋の池田練る 八幡神社例大祭 空き店舗利用イベントも
 池田町の八幡神社例大祭が23、24の両日、行われた。夜の池田をちょうちんで照らす舞台引きや、2艘(そう)の「お船」が町内を巡る船曳(ひ)きが行われ、無病息災や五穀豊穣を願う住民たちでにぎわった。
船曳きは24日朝、上の船と下の船の2艘が、おはやしを演奏する子どもたちを乗せ境内を出発。綱を引く若衆の「わっしょい」という、威勢よい掛け声とともに町内を練り歩いた。
 例大祭に合わせ町内では、地域を盛り上げるさまざまなイベントが開かれた。商店街では空き店舗を利用し、地元住民が全国の祭りを撮影した写真展や、地元工芸家らによる作品展が企画された。
地蜂せんべい味わって 愛好会 銀松苑利用者に寄贈 大町
 大町地蜂愛好会の降籏弘会長と萱津虎雄事務局長はこのほど、大町市常盤のれんげ福祉会ケアハウス銀松苑を訪れ、施設利用者のお年寄りに栄養価が高く、ほんのり甘くて優しい味の地蜂せんべい約30袋をプレゼントした。
愛好会は、大町地区の自然環境を昔に戻し、少なくなった地蜂の増殖を心がけ、他に類の無い味を取り戻す活動を続けている。地蜂せんべいは、愛好会が特許を取得して安曇野市内の業者に依頼し製造している地域の特産品。
同施設は70代から100歳までのお年寄り約30人がワンルームマンションで充実したシルバーライフを過ごしている。
40年ぶりみこし担ぎ 松川村大和田神社例大祭
松川村の大和田神社例大祭が22、23の両日、行われた。ことしは人手不足で中止していたみこし担ぎが、40年ぶりに復活した。氏子総代会の呼びかけで集まった、有志の担ぎ手が村内を練り歩き、「わっしょい」と活気ある掛け声を響かせた。
同神社では、神楽の演奏やみこしの担ぎ手を、18〜25歳までの若者でつくる若き連が担うことになっている。少子高齢化などの影響で後継者が不足し、現在のメンバーは30代を中心に11人となっている。
総代会が地域の伝統文化を後世に伝えようと、担ぎ手を募集する書面を地区住民に配布した。30から80代まで幅広い年代から34人が集まった。
有志は重さ約80`のみこしを担いで、東松川地区の県営住宅公園を出発、緑町中区の児童公園を経由し、イベント通りまでの約1・5`を歩いた。各公園では地元小学生による獅子舞と神楽も披露され、賑やかな音色に住民たちが集まり、拍手を送っていた。
初の人工産卵場づくり 信濃大町テンカラミーティング
 全国のテンカラ(毛針釣り)愛好者でつくる・北の安曇野渓流会(石垣尚男会長)は23、24の両日、3回目となる「信濃大町テンカラミーティング」を葛温泉周辺の高瀬川本流で開いた。全国各地から愛好者約50人が参加し、自然豊かな高瀬渓谷でテンカラに親しんだ。ことしは初めて、人工産卵場づくりにも取り組み、魚影豊富なフィールドづくりにも関心を深めた。
 人工産卵場づくりは近年、藻の異常繁殖や大雨による砂の堆積などにより産卵には厳しい条件が続いたため初めて企画した。
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9月の一覧
体験で学ぶ交通安全 大町自動車教習所が一日開放
 秋の全国交通安全運動に合わせ、大町市平の大町自動車教習所(遠山昌信社長)は23日、同教習所の「交通安全一日開放」を開いた。子どもからお年寄りまで約50人が参加し、多彩な催しを通して安全運転への意識を高めた。
県交通安全教育支援センターによる安全講習やお年寄りが学ぶ「シルバー技能アップ講習」、母親対象のママさん安全運転コンテストなど、安全意識を高めるさまざまな催しが行われた。
白バイとの記念撮影や模範走行のデモンストレーションも行われ、見事なテクニックに来場者の目がくぎ付けになっていた。