2011年9月30日(金)付
武蔵野中生が里山整備 セカンドスクール 小谷 東京都武蔵野市の武蔵野市立第一中学校(大町洋校長)の1年生86人がこのほど、農山村に長期滞在して体験学習を行う「セカンドスクール」で大北地域を訪れ、稲刈りや林業体験を通じ、第一次産業について学びを深めている。28日は小谷村中土地区の里山で、下草刈りや枝打ちなどの林業作業を体験した。 小谷村が認定する森林インストラクターらを指導者に、生い茂った下草を鎌で刈り取ったり、地面に影を作る樹木の間伐や、枝打ち作業に汗を流した。慣れない刃物の扱いに悪戦苦闘しながらも慎重に作業を進め、作業後は足元がすっきりと見渡せる明るさとなった。 |
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2人が全国学年1位 大町の信濃書写教室快挙 学生書写書道展 全国書写書道教育振興会主催の第35回全国学生書写書道展(総出品数9721点)で、大町市桜田町の信濃書写教室(峰村香代表)から、2人が全国学年1位の「学年優勝杯」を受賞し、計5人の6点が上位に入賞する快挙を達成した。また、第27回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会(総出品数1万5858点)でも3人が入賞し、同教室は開校の翌年から13年連続で優良団体賞(硬筆の部)を受賞した。 |
震災復興支援の募金寄付 仁科台中3年生総合学習で 総合的な学習の時間「仁科タイム」で地域貢献に取り組んできた、大町市仁科台中学校3年生(176人)の生徒代表者9人は27日、市役所を訪れ、活動を通じて集めた東日本大震災への義援金15万9287円を牛越徹市長へ託した。 同学年は本年度、総合学習の時間で「キラリ☆仁中3学年隊」を組織。「地域のためにできることってなんだろう?プロジェクト」と題し、震災支援の募金活動をはじめ、13の班に分かれてそれぞれに活動を重ねてきた。 5日の一日総合学習の日には、町を活気づけようという「イベント隊」と、震災支援に取り組む「東日本応援隊」がチャリティーコンサート「仁」を開き、駅前や市内の大型スーパーで演奏した。10日の「荷ぐるま市」では、「郷土料理ふるまい隊」がおやきを振る舞い、「製作・販売隊」が手作りのミサンガや小物などを販売し、義援金に充てた。 |
ストレッチとヨガ 社公民館 体すっきり講座 初心者向けの「ストレッチ&ヨガで体すっきり講座」は27日、大町市社公民館講堂で開講した。体育指導委員で健康づくりトレーナーの太田陽子さん(34)を講師に招き、ストレッチやヨガなどを取り入れた簡単な有酸素運動に34人が参加し全6回開く。 講座の前半3回はストレッチを中心に取り入れ、後半はヨガのポーズを多めにプログラムを進める。講座終了後も自宅で続けられるよう基本的な動作を指導する。 参加者全員が女性という事もあり、特有の腰痛や肩こり、冷え対策に応じたポーズを学び、自身のからだをメンテナンスできる動きを組み込んでいく。 |
市内児童デイサービス 大町のキッズウィル 大町市下仲町のNPO法人キッズウィル(福島百子代表)は、知的や発達に障害がある児童が生活の基本的動作や集団生活適応訓練などを受ける日帰り通所介護の児童デイサービス事業を始めた。障害者自立支援法に基づき、県の指定障害者福祉サービス事業者の指定を受けた、いわゆる「障害児の学童保育」で、同市内では初めての開設となり、それぞれの子どもに合った療育支援の効果が期待されている。 |
鎌で稲刈り体験 まつかわ農業小学校 米づくりなどを学ぶ松川村の「安曇野まつかわ農業小学校」(校長=高田武村農業委員会長)の水田で28日、松川小学校3年生(112人)が稲刈りを体験した。児童らが6月に田植えをし、アイガモ農法で育てた稲は黄金色の稲穂をたわわに実らせた。天高く秋らしい天候のなかで、昔ながらの鎌を使った手作業で稲を刈り取った。 約3eの水田に植えられたもち米「白毛もち」は、見事に生育。村農業委員会や村議会議員らに手伝ってもらいながら、児童たちは稲の一株一株をしっかりと持って刈り取っていった。束ねた稲を竹の「はぜ」にかけて、米の収穫に期待を寄せた。はぜかけをした稲は、10日から2週間ほど天日で乾燥させ脱穀し、村収穫祭のもち投げや学校で行う収穫祭で味わう。 |