2011年10月2日(日)付


赤い羽根°ヲ力呼びかけ 市内で街頭募金開始
 地域で支え合い福祉に役立てようと募る「赤い羽根共同募金運動」は1日、全国一斉にスタートした。大町市内では初日、共同募金会大町市支会が、大型スーパー店頭などで街頭募金を行った。
ザ・ビッグ大町店では、大町市支会長の牛越徹市長や大町北高ボランティア部の生徒が買い物客らに協力を呼びかけ、シンボルである赤い羽根を募金者の胸に付けた。ベイシア大町店や西友大町店、黒部ダム扇沢駅で行われ、大町南小児童、ボランティアサークル「ボラボラクラブ」の子どもたちも参加した。
牛越市長は「ことしは地域の絆・支え合いを求める市民の願いも高まっている。福祉の底支えのため、自治会や職場を通じ呼びかけていきたい」と話した。
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10月の一覧
震災復興 大町から力を 社協ボラバス東北へ出発 大町市
 東日本大震災の復興を現地で支援しようと、大町市社会福祉協議会の「ボランティアバス大町社協号」は30日、24人の有志を乗せて東北へ出発した。復興への協力と災害に強い地域づくりへ経験を積むため、10月3日まで4日間の日程で、直接現地でボランティア活動に取り組む。
市内外からの応募者や社協職員らが参加。活動先はこれまで社協やJCのボランティアバスが訪れた岩手県山田町。がれきや泥の撤去、避難者や仮設住宅入居者への支援など、現地の復興状況やニーズに合わせ、活動を決める。
一日保育士で生活知る 小谷保育園 保護者が体験
 小谷村の小谷保育園で、保護者が一日保育士を体験する初事業が27日から29日まで行われた。保護者と園の相互理解と信頼関係を深め、より良い子育て環境を構築する目的。初日は母親1人が参加し、保育士アシスタントとして、登園から給食まで1日の保育の流れを体験した。
 保育園での集団遊びを行ったあと、園を出て秋の自然散策に。植物や虫を見つけたり、偶然出会った地域の人々とあいさつを交わしたり、自然とふれあいながら社会性をはぐくんだ。
さらなる長寿願う 美麻
 平成23年度美麻地区敬老会が29日、ぽかぽかランド美麻で開かれた。地元園児や養老劇団によるステージなどさまざまな催しで、会場に足を運んだ108人のお年寄りをもてなし、さらなる長寿を願った。
 「おじいちゃん、おばあちゃんこれからも長生きしてください」など園児からのメッセージに笑みを浮かべる参加者たち。音楽ステージに手拍子するなどひと時のうたげを楽しんでいた。
八坂と美麻で敬老会
子どもと長寿祝う 八坂
 大町市八坂地区の敬老会(実行委員長=南澤靖・八坂地区民生児童委員協議会長)は28日、金熊温泉明日香荘で開いた。地区内の75歳以上の高齢者100人余りが訪れ、子どもたちの元気な姿に触れ、長寿を祝った。
来場者のうち、男女最高齢の吉家重信さんと北澤かめよさんに、八坂小学校4年生代表の児童が花束を手渡した。4年生児童10人は、昔話「茂吉の猫」の音読や「もみじ」「信濃の国」の歌などで長寿を祝福。元気な子どもたちの姿に、来場者は目を細めていた。
アトラクションでは、長野市上松の全盲歌手・春日ひろしさんによる、トークと歌謡ショーが繰り広げられた。
アルプス囲碁村まつり 県知事・市長杯かけ熱戦 大町西小4年も参加
 第11回アルプス囲碁村まつりの県知事杯・大町市長杯争奪囲碁大会は28日、大町市総合体育館で開いた。全国から276人が参加。囲碁のまち大町で秋空の北アルプスを窓から仰ぎ、杯をかけて打ち合った。
ことしは総合的な学習の時間で囲碁に取り組む大町西小学校4年生が、針の木岳戦の部に参加。選手宣誓では「棋道精神を発揮し正々堂々戦います」と元気に誓った。