2011年10月12日(水)付


利用者と住民触れ合う 松川村社協「ゆうあい祭り」
 松川村社会福祉協議会は8日、第12回「ゆうあい祭り」を村福祉プラザゆうあい館で開いた。利用者や村民らが村の福祉の拠点につどい、縁日やステージなどで触れ合い楽しんだ。
 ステージの「ふれあいコンサート」では、手話を学んできた小学生ボランティア教室の受講者が、手話の振り付けで「ふるさと」を歌い、利用者や来場者も共に手を動かして楽しんだ。
ゆうあい館スタッフのハンドベルや小中学校の合唱団・合唱部の発表、マジックショーやアルプホルンの演奏などが行われた。会場はバザーや露店、カレーの振る舞いなどでにぎわった。
秋の小谷でリフレッシュ 有志が被災地の子ども招く
 東日本大震災の原発事故の影響により、満足に屋外で遊ぶことができない被災地の子どもたちに、信州の豊かな自然の中でのびのびと過ごしてもらう「子どもリフレッシュ交流事業」でこのほど、福島市内や白川市、川俣町から14人の子どもたちが小谷村を訪れた。夏に続き2回目。
 同村の有志とNPO法人・山村留学育成会が受け入れ窓口となり、交通費や宿泊費は県が助成。村が参加者を現地まで送迎するなど全面的に協力した。栂池自然園散策や自然体験、地元の運動会参加といったプログラムで秋の小谷を満喫した。
小中生歌通し交流 23年度中部支会音楽会 大町
 大町市内小中学校の卒業学年児童生徒らが音楽をとおして交流する、23年度中部支会音楽会(木我直由支会長・八坂中学校校長)はこのほど、市文化会館大ホールで開き総勢700人ほどが一堂に会した。各校が厳選した1曲に心を込め練習の成果を歌いあげた。
全員の「信濃の国」で幕を開けた音楽会は6小学校の6年生が発表した。小学生らしい澄んだ高音の中にも変声期にかかる男児の低音。指揮者を見つめる真剣なまなざしと一生懸命に歌う姿が印象的だった。
中学生の部では、全校生徒数が少ない八坂中と美麻中は全員で参加し、混声三部合唱を披露。仁科台中と第一中は3年生の混声四部合唱で安定したテノールや美しいソプラノなど、豊かな声量と見事なハーモニーが会場を包んだ。
水田に歓声 どろんこドッジ 大町JC 郷土愛はぐくんで
 大町市の大町青年会議所(JC、降旗達也理事長)は9日、「大地(ふるさと)と遊ぼう!どろんこドッジボール大会」を同市常盤長畑の水田で開いた。地域の水田で大人も子どもも泥にまみれてボールを追い、自然と戯れる楽しさを体感した。
小学生3チームや子どもと大人混成のJCチーム、最年長の牛越徹市長率いる市役所チームなど多彩なチームで、8歳から60歳まで約90人が参加。
 仮装した参加者なども一緒に泥まみれになって、歩きにくい田んぼをものともせず走り回った。周囲には大勢の応援団も。顔の汚れた選手の姿にほほ笑み、声援を送っていた。
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10月の一覧
大町市 韓国の学生 北高で交流 育てる会 国際学び隊プロジェクト
 大町市八坂などで山村留学を進める(財)育てる会の「田舎で学び隊 国際交流プロジェクト」で、韓国のフリースクールで学ぶ10代の少年たち30人が大町市を訪れ、滞在している。11日、大町北高校を訪れ、韓国語を学ぶ同世代の学生たちと交流し、両国の文化に触れた。
同事業は国の、先進国ながら自然豊かな農山漁村の文化を引き継いでいる日本に外国の青少年を招き、農村の暮らしに触れることで自然との共生や助け合いの精神を学んでほしいというねらい。
安曇野の秋空に快音 本紙社長杯GB大会 池田町
 池田町ゲートボール協会(臼井通浩協会長)は9日、第10回大糸タイムス社長杯秋季ゲートボール大会を同町農村広場で開いた。町内11チームから約70人が参加し、安曇野の空に快音を響かせた。
青天にめぐまれ、参加者はチームで力をあわせた頭脳プレーを楽しんだ。
 臼井協会長は「ご支援をいただき10回を迎えた。どこでも誰でもできる生涯スポーツ。仲間を増やし、会員同士の親睦を深め、和気あいあいと頑張ってほしい」とあいさつした。