2011年10月21日(金)付
白馬村八方 展示室リニューアル 山とスキーの総合資料館 白馬村八方の山とスキーの総合資料館はこのほど、同施設の「山とスキーの企画展示室」をリニューアルした。専門的・多角的に八方尾根スキー場を知ってもらうとともに、調査・研究活動に役立ててもらおうと企画。多くの来場者でにぎわっている。 展示室は、16のブースに過去・現在・未来というストーリー性を持つ。順路に沿って見ていくと、白馬村のスキーの歴史、安心安全登山やエコスキー場として環境保全を考えた地元の熱意と取り組みなどの説明・展示が続く。 リニューアルしたのはスキー場を運営する、索道の活動を紹介するコーナーと、スキーパトロールの今昔、八方独自のスキーモデルの開発について、県内6か所のスキー場と協力して質の高い山岳リゾートをめざす「マウントシックス」の活動など。ゴンドラを動かすのに使う装置の展示や、漫画による説明などで、小さな子どもたちにも理解できるよう工夫が凝らされている。 |
スマートフォンで古道楽しむ 小谷村商工会アプリ開発 小谷村商工会は20日、自分の位置情報を確認しながら塩の道を歩ける、スマートフォン向けアプリケーションソフト「塩の道スマートガイド・アプリ」を公開した。観光客に歴史ある古道により楽しんでもらおうと、急速に普及が進む情報端末を活用した。 アプリは画面の地図上に、糸魚川市から松本市まで約120`のルートを赤く表示、沿道の史跡や名勝の情報も落とし込んだ。GPSを活用することで現在地を表示でき、歩いた行程も記録できる。 「アンドロイド」OS(基本ソフト)を搭載した機種用。さまざまなアプリを提供するサービス「マーケット」から、無料でダウンロードできる。 |
秋℃ハ真や草木染で 白馬のホテルで四人展 白馬村北城嶺方の「プチホテル バ・ブロー」で、写真や草木染などの芸術作品展「秋・四人展」が開かれている。作家たちをつなぐ施設を応援しようと、県内外の芸術家たちが、初めての本格的な展覧会を企画した。 「バ・ブロー」ではこれまで、オーナーの太田幸吉さん(58)が懇意にしていた作家を通じて交流の輪が広がり、作品発表の場として施設内を提供してきた。今回の作品展には白馬村の写真家・塩島千典さんら4人が、40点を超える作品を出展した。 |
秋の味覚に舌鼓 どんぐり保育園で焼いも会 大町市 大町市社のどんぐり保育園(奥原由美子園長・園児61人)と、社公民館(宮崎栄介館長)の未就園児親子教室なかよし広場は19日、合同で「焼きいも会」を開いた。収獲したサツマイモを焼き、秋の味覚に舌鼓をうった。 |
県産米粉でパニーニ 池工3年生のフードデザイン 池田町の池田工業高校の3年生選択科目「フードデザイン」で18日、地産地消や地域を学ぶ長野県産の米粉を使ったパン教室が行われた。米粉製のイタリアのサンドイッチ「パニーニ」をつくり、地元の食にふれた。 同授業は食品学やテーブルマナーなど、食について広く学んでいる。昨年から、地域と連携した教育として取り入れ、昨年もパン教室や実習に地元の食材を利用するなどしてきた。 |
白馬秋の魅力発信 里山フェスタにぎわう 白馬村の八方尾根を中心に、白馬の秋を満喫する初イベント「いいなぁ〜白馬フェスティバル」がこのほど開かれ、多数の来場者でにぎわった。フィナーレは八方文化会館前で「里山フェスタ」を実施。丸太切り競争、そば打ち体験、わらリースづくり、昔ながらの農機具を使った脱穀体験、焼きいも・焼き栗、きのこ汁の振る舞いなど、昔ながらの体験や素朴な味わいをキーワードとした手作りのもてなしで地元の里山の魅力を発信した。 丸太切り競争は昔木の伐採に使用した大きなのこぎりを使って、親子や友人らが2人一組で挑戦。のこぎりの端を持って交互に押し引きして、息を合わせながら丸太を切った。 |
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