2011年10月26日(水)付


JR東日本 長年の駅清掃に感謝 小谷村千国老人クを表彰
 小谷村千国の千国老人クラブ(千国敏司会長)は21日、長年取り組んできた千国駅の環境美化活動が認められ、JR東日本の清野智社長から感謝状を贈られた。国内で初めて鉄道が開業した「鉄道の日」(10月14日)に合わせた表彰で、長野支社管内では1団体のみ。
千国駅は地域住民の要望で昭和36年12月、千国崎仮乗降場として開業。翌37年、無人ながらも駅に昇格した。住民は念願の施設を自ら守ろうと環境整備に乗り出し、昭和55年からは老人クラブが月2回の清掃活動を行っている。
大町市 「はだかの王様」に感動 劇団四季が小学生招待
 (財)舞台芸術センターと劇団四季は24日、全国の子どもたちを舞台に無料で招待する「劇団四季こころの劇場」の大町会場を開き、人気ミュージカル「はだかの王様」を公演した。市内全小学校から4〜6年生800人余りを招待し、大町に縁深い日本最大の劇団の舞台を通して演劇の感動を伝えた。
 「はだかの王様」はアンデルセンの童話を原作にした、「ばかには見えない服」をめぐり、本当のことが言えない大人の欺まんなどを考えさせる物語。劇団四季ならではの華やかな衣装と躍動感あふれるダンス、めりはりの効いた演技に、子どもたちは舞台に引き込まれていた。
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10月の一覧
池田の研究所で体験 園児がカミツレ植えつけ

 山形村で自然保育を行う「やまのこ共同保育園」(崟幸子園長)は24日、池田町広津のカミツレ研究所で、カミツレの定植を体験した。
 年長児9人が訪れ、花畑をくわで耕し、有機肥料を入れ、カミツレの苗を手に持ち、約1時間かけて400〜500本を植えつけた。
秋の味覚 キノコ狩り 松川観光協 鑑定会も
  松川村観光協会は22日、恒例となっているキノコ狩りを同村有林・馬羅尾高原清流の森などで開いた。ことしは天候の影響でキノコ発生時期が1か月ほど遅れているといい、小雨が降るなか、村内外から約100人がキノコ狩りを楽しんだ。
参加者は各自朝から山に入り、キノコ狩りを行った。馬羅尾高原林業者運動広場駐車場では、同村の梨子田邦彦さん、白馬村の中村太市さんら県きのこ衛生指導員による鑑定が行われ、食用、毒キノコをより分けてもらっていた。
大町市八坂 神奈川県南足柄から桜 金太郎伝説を縁に交流
 地域に伝わる「金太郎」伝説を保存・継承する大町市八坂の「上籠郷土文化を発展させる会」(今溝義永会長)は25日、同じく金太郎伝説が伝わる神奈川県南足柄市の「南足柄金太郎ファミリーの会」(内田清会長)の47人を迎え、植樹やそばの食などを通して交流した。
南足柄市からは来訪を記念し、同市特産で早咲きの「春めき桜」2株と、南足柄の市花・リンドウ10株が贈られ、両市からの参加者の手で上籠ポケットパーク前の農地に植えられた。大町市側からは、市木のオオヤマザクラ5株が贈られ、足柄峠の「足柄明神」に植えられるという。さざなみで開いた交流会では会の取り組みが報告され、八坂のそばを味わった。
男女混合8人制導入 大北バレーリーグ開幕
 大北バレーボール協会(北村喜男会長)はこのほど、第33回大北バレーボールリーグ戦大会の開幕式を大町市の仁科台中学校体育館で開き、熱戦の幕を開けた。本年度から、男女混合8人制の「ビィンテージ8’s」を導入。5市町村のチームが11月まで競い合う。
ビィンテージ8’sは、9人制に近いルールを取り、男子は35歳以上、低めのネットでコート内に女子3人を入れてプレーする。ある程度の年齢を迎えてもバレーを続けたいという層を対象に、地域のバレーの活性化を目指して取り入れた。