2011年10月27日(木)付


森林の里親事業 整備に汗 長野トヨペットと白馬連携

 企業と地域が連携して森づくりを進める「森林(もり)の里親契約」事業の一環で、長野トヨペットと白馬村は26日、交流会を村内岩岳地区で開いた。社員、県と村の職員、地区住民ら約20人が協力し、森林内の下草刈りややぶ払いなど、野生鳥獣に対する緩衝帯整備に汗を流した。
黄色のジュウタン広がる 池田町会染 長福寺でイチョウ見ごろ
 池田町会染の長福寺(中村祐孝住職)で町民らから紅葉の名所として親しまれている、イチョウとモミジが見ごろを迎えている。中村住職が昔植えたというイチョウは20bほどに成長し、濃く黄葉。真下の道はイチョウの葉で黄色のじゅうたんが広がり、赤いモミジとの共演で訪れる人を楽しませている。夜間はライトアップも行われる予定。
30日午前10時から午後3時までは、境内でイベント「紅葉を楽しむ会」が行われる。午前11時から本堂で、安曇野市・龍門寺の佐々木一生住職による法話があり、釜炊きごはんときのこ汁の振る舞いや売店の出店、同町の陶芸家・森岡光男さんによる作品展などが催される。
「人とのつながり大切に」 大町商議所で職場活性セミナー
 大町市の大町商工会議所中小企業相談所はこのほど、職場活性とリーダーシップの重要ポイントセミナーを大町商工会館で開いた。企業コンサルタントとして知られる河合大介さんを講師に迎え、コミュニケーション問題を抱える職場のリスクや組織力の向上について学んだ。
河合さんはマネジメント研究所「道(タオ)」社長で、著書「不機嫌な職場」がベストセラーに。「一人ひとりの意識と行動が職場を変える」と題し、いきいきと働ける職場づくりのために何が大切かを講演した。
多彩な音色でほっと=@松川村でコンサート

 松川村青少年育成村民会議家庭教育部会(中嶋勝子部会長)の子育て支援事業「まつかわ村ほっとコンサート〜みんな笑顔で心あたたか〜」は22日、同村すずの音ホールで開かれた。村内などから、乳幼児から小中学生、家族連れなどが来場。エレクトーンやピアノから奏でられる多彩な音色を楽しんだ。
節電商品へ関心 大町で信光実業まつり
 大町市常盤の信光実業大町支店は24、25の両日、同市常盤の「地場の郷」敷地を会場に「信光実業まつり」を行い、市内外から約2500人が訪れた。
 暖房機器、電化製品、住宅設備機器などの特価販売や、太陽光発電、オール電化、下水道に関する相談会などさまざまなブースを設置。恒例の抽選会や灯油の予約特価販売のほか、今年は反射式石油ストーブ、消費電力を抑えた冷蔵庫や照明器具といった商品への関心が高かったという。
 金魚すくい、干物やクレープ販売など多彩な催しも行われ、来場客を楽しませた。同社では、「震災以降、節電商品や非常時に対応した商品への関心が高まっていると感じた。今後も、より一層お客さまに満足してもらえる品ぞろえやイベント企画をしたい」としている。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

10月の一覧
古布の風合い人形や小物 大町 ぎゃらりーてんで野うさぎ展
 古布やちりめんの柔らかい風合いを生かした創作人形や細工物をつくる、大町市俵町の野うさぎ(横川照子さん主宰)の作品展示は30日まで大町温泉郷ギャラリーてんで開かれている。
野うさぎは、女性約20人が参加して作品づくりをしているグループ。古布やちりめんをほどいて洗い、内張りをして補強し、芯に綿を入れて四季折々の季節感を取り入れて節目ごとに行う行事や花、人形、おもちゃなどを制作している。
会場には、緻密に仕上げられた創作人形やこま犬、岐阜県高山市などに古くから伝わる人形のさるぼぼや、小さな細工や手まりなどツルや枝に飾った作品も。あと2か月余となった今年のえとのウサギから来年のタツにバトンタッチする展示もあり、会場を訪れたりんどう幼稚園(西沢弥恵子園長)の園児たちも大喜びで作品を見ていた。