2011年10月29日(土)付


邦楽の魅力を堪能 白馬中2年生が琴学ぶ
 白馬村の白馬中学校2年生92人は、日本の伝統楽器に親しむ音楽の単元の一環で、琴を学んでいる。大町市の生田流おこと教室代表の北沢寿美子さんが指導。日ごろは手にできない日本の伝統楽器にふれ、邦楽の魅力を堪能した。
 生徒は北沢さんから流派の違いと琴の部分名称、琴爪のつけ方の指導を受け、さっそく音出し練習に入った。琴には13本の弦にあわせて数字が書かれてあり、生徒は数字だけで表された譜面を見ながら、懸命に弦を爪弾いた。
活動の成果ずらり 池田町と松川村で文化祭


 池田町と松川村で28日、文化祭が始まった。30日まで、住民の日ごろの文化、芸術活動の成果がずらりと並べられ、訪れる人を文化の風に触れさせている。
すずの音ホールで開かれている松川村文化祭は、村民が手塩にかけて育てた菊の花が入り口で出迎え。ロビー、村民ホールなどには盆栽や写真、陶芸、パッチワークなど多彩な作品が寄せられる。
29、30日の午前10時からはホールで、芸能発表会がある。民謡や語り、フラダンスなど各サークル活動が披露される。両日午前11時から、村図書館ではハロウィーン工作も行われる。


明るい高齢社会へ貢献期待 大町市 ニチイ学館グループホーム開所式
 ヘルスケア事業大手のニチイ学館(東京都千代田区・斎藤正俊社長)は26日、大北地域で同社が初めて運営する認知症高齢者グループホーム「ニチイケアセンターおおまち グループホーム ニチイのほほえみ」の開所式を行った。大町市大町に、11月1日オープンする。
同施設は木造2階建て、総床面積497・66平方b、各階に個室9室、リビング、和室、浴室、トイレなどを備える。定員18人。家庭での生活が困難になった認知症の高齢者が、専門のケアスタッフと共同生活をおくる。同社の経験とノウハウを生かし、入居者一人ひとりの個性を大切にしたサービスを提供する。
開所式には来賓として大町市の相沢文人副市長らが出席した。相沢副市長は大町市の人口に占める高齢者の割合が30lを超え、要介護認定を受けている高齢者が約1600人に上ることを紹介、同施設が「明るく活力に満ちた高齢社会の実現に貢献すること」への期待を述べた。
園児がサツマイモ収穫 まつかわ農業小学校で
 食育活動に取り組んでいる、松川村の安曇野まつかわ農業小学校の畑でこのほど、松川北保育園の園児がサツマイモ掘りを体験した。年長から年少まで約110人の園児が、大きく育ったサツマイモ「紅アズマ」を掘り、収穫の喜びを味わった。
 園児たちは、サツマイモを傷つけないように丁寧に掘り出した。さまざまな形をしたサツマイモは豊作で、大きく育った。友達同士で収穫したサツマイモを見せ合い、「大きいのが取れた」とサツマイモを抱えて記念写真を撮り、歓声をあげていた。
マレットで地域間交流 松川村で北安曇秋季体育祭
 第36回北安曇郡秋季体育祭は27日、松川村の高瀬川河川敷マレットゴルフ場で行われた。同村、池田町、白馬村、小谷村から16チーム64人が参加。日ごろ親んでいるマレットゴルフを通して地域間交流をした。
コースは36ホール、パー144で競った。参加者たちは、長年マレットゴルフに親しんでいるとあって、打力の強弱やボールのコースを確認しながら、的確にプレー。秋らしい天候を満喫しながら、競技を楽しんでいた。
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