2011年11月1日(火)付


「あきらめない」大切さ語る 小谷村文化祭 舞の海さん講演会

 第54回小谷村文化祭の特別企画として29日、元大相撲力士でスポーツキャスターの舞の海秀平さんによる「決してあきらめない」と題した講演会が同村多目的ホールで開かれた。現役時代や解説者になってのエピソードを笑いを含めて語り、来場者を楽しませた。
たすきつなぎ北ア山麓力走 大町で高校駅伝県大会
 県高校総合体育大会駅伝競走大会(県高校体育連盟など主催)は30日、大町市運動公園陸上競技場を発着点とする周辺道路をコースに開いた。選手たちは色とりどりのユニホームにたすきをかけて秋の北ア山麓を力走し、男子は佐久長聖が14連覇、女子は長野東が5連覇を果たした。
 男子は32チームが7区間42・195`、女子は18チームが5区間21・0975`を走った。男子、女子ともに優勝チームが区間賞を独占。男子では1区で、女子では2〜5区で大会新記録が相次いだ。 
 あいにくの雨模様ながら、沿道には多くの市民や関係者が詰めかけ、力走するランナーに大きな声援を送っていた。
新米 福祉に役立てて JA大北 池田社協へ寄贈
 池田町の安曇総合病院や町公民館で先日開かれた病院祭・農業祭実行委員会と、町の「健康と食と農を考える集い実行委員会」は28日、同祭の食味米コンテストに出品された新米コシヒカリを同町社会福祉協議会「やすらぎの郷」へ寄贈した。
同施設への米の寄付はことしで8回目。コシヒカリは町内農家から出品された83点、約80`。保存が利き、おいしく食べられるようにと玄米で贈呈された。
車いすのダンスに拍手 大糸タイムス・友の会チャリティー・ダンスパーティー
 大糸タイムス社と大糸タイムス友の会は29日、第4回チャリティー・ダンスパーティーを大町市平公民館で開き、参加者は音楽に合わせ、息の合ったステップを踏んだ。デモンストレーションでは、車いすダンスの模範演技が披露された。
大北各地から参加した社交ダンス愛好者約50人がが男女のペアとなり、手を取り合ってさまざまな音楽に合わせてステップを踏み、交流を深めた。集まった収益は東日本大震災の復興に贈られる。
車いすダンスのデモは、ハンド・トゥ・ハンド中信支部の中村勝利支部長ら3人が訪れ、ワルツやルンバなどの音楽に合わせて舞った。ハンディを感じさせず、くるくるとパートナーとスムーズに舞う車いすの妙技に、会場は拍手で満ちた。
エコーランド通りにぎわう 秋の名物「白馬deハロウィン」
 白馬村のエコーランド通りの秋の名物イベント「白馬deハロウィン」(同実行委員会主催・松崎伸三郎代表)が30日に開かれた。村内外から多数が参加してお化けや魔女などハロウィンにちなんだ仮装で登場。大通りを占拠してにぎわった。
 エコーランドとみそら野の住民有志がオフシーズンの誘客と活性化につなげようと毎年実施。「トリックオアトリート」を合言葉に、エコーランド周辺の商店や一般家庭を訪ねて、かわいいおねだりで次々にお菓子を得た子どもたちは、重くなっていく戦利品にほくほく顔だった。
防火ポスター入選18人表彰 北ア広域北部消防署で
 北アルプス広域消防北部署(奥原一繁署長)などは27日、平成23年度防火ポスターコンクールの表彰式を白馬村ふれあいセンターで開いた。小学生一部(1年〜4年)で金賞に輝いた白馬南小1年の長澤柚佳さんら入選18人を表彰した。
 長澤さんの作品は「私がいつでも見はっているよ」を標語に、警報機のキャラクターが拡声器を手に注意を呼びかけるユニークな構図で、絵の具を使い鮮やかに描きあげた。「火事が起きないことを願いながら一生懸命かいた」と笑みを浮かべた。
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