2011年11月2日(水)付


村長直伝 小谷流そば打ち 特産品推進準備室が初事業
 小谷村特産品推進準備室は1日、発足初の事業として中土観光交流センターで「新そば打ち道場」を開いた。そば打ち名人として知られる松本久志村長直伝の、小谷流そば打ちの極意を学んだ。
 村長の打つ手順を参考に、そば粉をこねてのばす「水回し」から、そば切りまでの工程を体験。要所要所でおいしいそばになるための指導を受けながらそばを打った。
諏訪県議後援会が復興支援 大船渡からサンマ マレット大会で振る舞う
 大町市区選出の諏訪光昭県会議員の後援会(横澤厚信会長)は30日、第3回マレットゴルフ大会を高根町マレットゴルフ場で開いた。東日本大震災復興支援と銘打ち、岩手県大船渡市から船野章市議(60)が訪れ、特産のサンマが参加賞として出場者に振る舞われた。
大船渡市は陸前高田市の隣で三陸海岸南部に面し、震災と津波で大きな被害を出した地域。「世界三大漁場」ともいわれる三陸漁場を擁し、秋の味覚のサンマの一大産地となっている。船野市議は水揚げされたばかりで脂ののったサンマ750尾を自ら大町市まで届け、炭火で焼いて参加者に振る舞った。
両議員は諏訪県議が所属するローカルマニフェスト推進地方議員連盟の縁で知り合った。諏訪県議ら同連盟は8月、船野市議らの案内で被災地を視察。現地の惨状を目の当たりにする中で、何か支援できることはないかと、サンマ購入を打診し、実現した。
初の囲碁まつり子ども大会 深い読み 腕競う 大町
 大町市のアルプス囲碁村会館で30日、「第1回囲碁まつり子ども大会」が開かれた。毎年開いている「アルプス囲碁まつり」がことし、平日に開催されたことで参加できなかった子どもたちの希望で初開催が実現。約50人が参加し囲碁の腕を競った。
大会には毎週土曜日に開催している子ども囲碁教室の参加児童や、年間通して囲碁を学んできた大町西小学校4年1組の児童27人も参加。対局は小学生や同会館登録者の高校生も参加した有段者の部、9級以上の部、10級以下の部で行われた。子どもたちは普段にも増して集中した真剣なまなざしで碁盤に向かい、深い読みで練習成果を発揮していた。
北ア広域消防南部署が表彰 力作防火ポスター19人入賞

 北アルプス広域南部消防署(長ア喜治署長)はこのほど、同署で小中学校防火ポスターコンクールの入賞者表彰式を行った。
 池田町と松川村の3小学校、2中学校から、216点が寄せられ、中学生の部4人、小学生高学年の部12人、小学生低学年の部3人が入賞した。
期間限定 黒部「ダムカード」 関電 感謝月間に配布 来訪記念に
 立山黒部アルペンルートの「お客様感謝月間」に合わせ、関電アメニックスは1日から、黒部ダムの「ダムカード」の限定配布を始めた。愛好者の要望に応え、初登場。ダム来訪の記念に、人気を集めそうだ。
黒部ダムのカードは国交省のダムカードに準じた様式で、表面には観光放水中のダムの写真と、発電用を表す「P」、アーチ式・重力式を表す「A+G」のアルファベットで形式を記している。裏面には「国内1位」の堰堤(えんてい)の高さ186bや、ダム建設の歴史、公式サイトのQRコードなどを明記した。初版は30日までの限定配布で、「くろよん」にかけて9640枚を用意した。
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11月の一覧
自然の恵みを堪能 松川村で秋祭り収穫祭
 第8回安曇野まつかわ秋祭り収穫祭が30日、松川村の松川中央公園(リンリンパーク)で開かれた。あいにくの雨天のなかだったが多くの人が訪れ、さまざまな催しや自然の恵みの野菜や米など農産物が並ぶ会場で、収穫を祝い、秋の味覚を堪能した。
会場には新米や新そば、各種野菜など地元の農産物や黒豆、栗おこわ、五平餅など農産物を使った食べ物が並んだ。震災に見舞われた東日本を応援しようと、宮城県気仙沼産のサンマ販売もあった。
出店には地元でとれた野菜の入った「田舎汁」や「いも煮」、炊きたての新米おにぎりなどもあり、小雨のなか、来場者は体の芯まで温まった。会場に県観光PRキャラクター「アルクマくん」も登場。子どもたちとともにもちつきを体験し、記念撮影やつきたてのもちの味を楽しんだ。